産業医活動にあたって
産業医の資格取得・更新などについて
産業医とは、事業場において労働者の健康管理等について、専門的な立場から指導・助言を行う医師を言います。以下のいずれかの要件を備えた者から選任しなければなりません。
- 厚生労働大臣の指定する者（日本医師会、産業医科大学）が行う研修を修了した者
- 産業医の養成課程を設置している産業医科大学その他の大学で、厚生労働大臣が指定するものにおいて当該過程を修めて卒業し、その大学が行う実習を履修した者
- 労働衛生コンサルタント試験に合格した者で、その試験区分が保健衛生である者
- 大学において労働衛生に関する科目を担当する教授、准教授、常勤講師又はこれらの経験者
日本医師会認定産業医制度では、産業医の資質向上と地域保健活動の一環である産業医活動の推進を図るために、所定のカリキュラムに基づく産業医学基礎研修50単位以上を修了した医師、または、それと同等以上の研修を修了したと認められる医師に申請に基づき日本医師会認定産業医の称号を付与し、認定証を交付しています。
また、この認定証は、有効期間5年間に産業医学生涯研修20単位以上を修了した医師について更新ができます。
申請手続き等の詳細につきましては、下記よりご確認ください。
http://jmaqc.jp/sang/guide/index.php
講習会・研修会について
高崎市医師会では産業医の資質の向上を図り、事業所に対する助言、指導を的確に行えるよう、また産業医の認定資格の取得、資格の更新ができるよう群馬産業保健総合支援センターと連携し産業医学講習会や実地研修会などを開催しています。
- 産業医研修会（日本医師会）（群馬県医師会）
- 群馬産業保健総合支援センター開催の講習会
参考資料
日本医師会より｢産業医契約書の手引き｣が作成されましたので、参考にご活用ください。
産業医契約書の手引き（日本医師会）