[健康情報 ] 感染症情報(第30週〜第36週) 掲載日:17/09/25
群馬県内137医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

現在流行中の感染症は手足口病、ヘルパンギーナ、感染性胃腸炎、RSウィルス
感染症です。
RSウィルス感染症は冬季に流行する感染症ですが今頃流行しています。一歳前後
の幼児が感染すると呼吸困難を起こすことがあります。抗生物質は効果が無いの
で、手洗いを徹底して子供が日常的に触れるものは洗浄や消毒を心掛け感染を予
防しましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報(第26週〜第32週) 掲載日:17/08/26
群馬県内137医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

現在流行中の感染症は手足口病と感染性胃腸炎です。ヘルパンギーナも多く
なって来ています。夏風邪は髄膜炎を起こす事もあるので注意が必要です。

さて、暑い時期になると食中毒が問題となって来ます。特にO-157による病原性
大腸菌食中毒が心配です。
食材は食べる直前まで十分に(8℃以下)冷やしておく。食器(箸)は未加熱食材用
と加熱済み用を分ける。加熱に弱い菌である為、肉を使用する食品は、その中心
温度を75℃以上且つ1分以上の加熱をする。等の配慮が必要です。
症状が無くなった後もO-157は1〜2週間、腸の中に残り便の中にも出て来るので消
毒等の予防は続けて行う必要があります。免疫力や抵抗力の少ない子供が感染する
と、ベロ毒素によって重篤な症状の発症や溶血性尿毒症症候群や脳症を引き起こす
事があるので甘く見る事は出来ないでしょう。
O-157は全て経口感染です。直接感染も勿論ですが、手洗い等の徹底などで出来る
限りの二次感染を防ぐようにしましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報(第21週〜第27週) 掲載日:17/07/25
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

現在流行中の感染症はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎です。
夏に向かいヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱も増加傾向です。
夏風邪はウィルス感染が多く抗生剤の効果がない事が多いです。これも手洗い、
うがいの励行が感染予防となります。また、ウィルス性髄膜炎が発症する事もあ
るので頭痛、嘔吐等の症状が出現したら早めに医療機関に受診して下さい。

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[健康情報 ] 感染症情報(第17週〜第23週) 掲載日:17/06/26
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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現在流行中の感染症は感染性胃腸炎と溶血性レンサ球菌咽頭炎です。

これから、夏に向かいますと夏風邪のヘルパンギーナと手足口病の流行時期と
なります。突然の高熱と口内の水疱が主な症状のヘルパンギーナと、突然の高熱
と手足口の水疱が主な症状の手足口病があります。感染経路は、飛沫感染、接触
感染、便に排出されたウィルスが口に入って感染する糞口感染です。
いずれも、うがいと手洗いの励行が感染予防となります。
また、症状のある時は、医療機関を受診しましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報(第13週〜第19週) 掲載日:17/05/26
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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現在流行中の感染症は感染症胃腸炎とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は7〜10日の抗生剤服用が必要です。発熱、発疹、
イチゴ舌などの症状があれば必ず医療機関を受診して下さい。またA群溶血性
レンサ球菌咽頭炎の発症後3週間以内に急性腎炎を併発する事があるので、後日
検尿が必要となります。周囲への感染にも注意して下さい。


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[健康情報 ] 感染症情報(第8週〜第14週) 掲載日:17/04/26
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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インフルエンザが終息に向かい現在流行中の感染症は感染性胃腸炎です。症状の
ある人の下着や吐物はアルコール消毒が効かないものもあり、次亜塩素酸系消毒液
で処理して下さい。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も減少傾向がみられず注意が必要です。急性腎炎を引
き起こす事もあるので早めの医療機関の受診をお勧めします。
いづれもうがい、手洗いが予防の主体となります。

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[健康情報 ] 感染症情報(第4週〜第10週) 掲載日:17/04/03
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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現在流行中の感染症はインフルエンザ、感染性胃腸炎です。
A型インフルエンザは減少していますが、B型インフルエンザが増加傾向です。
どちらも治療方法は同じですが24時間以内の治療が必要です。
早めに医療機関の受診をお勧めします。
手洗い、うがいを励行して感染予防を心掛けて下さい。

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[健康情報 ] 感染症情報(第52週〜第6週) 掲載日:17/02/27
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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 現在、流行中の感染症はインフルエンザA、感染性胃腸炎です。A群溶血性
レンサ球菌咽頭炎も増加傾向さえないものの横這い状態です。
 感染性胃腸炎の原因の一つであるノロウィルスはアルコールでは不活性化
されず次亜塩素酸ナトリウムの使用が必要となります。
 インフルエンザは発症して2日以内に治療しないと薬の効果が得られません。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も腎炎を併発することがありますので注意が必要
です。

感染予防としては、いずれも手洗い、うがいが基本となりますので励行して下さい。

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[健康情報 ] 感染症情報(第48週〜第2週) 掲載日:17/01/26
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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現在流行中の感染症は、インフルエンザA、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌
咽頭炎です。
学校の3学期が始まりインフルエンザの感染が増加傾向にあります。手洗い、うが
い等を励行して感染予防に心掛けて下さい。
インフルエンザの治療は発症から48時間以内でないと効果が得られないので注意
しましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報(第43週〜第49週) 掲載日:17/01/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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現在流行中の感染症は感染性胃腸炎、インフルエンザです。
流行中の感染性胃腸炎はウイルスの変異で抗体がなく大流行しています。トイレ
後、オムツ交換、食事前には、うがいや手洗いで感染予防に心掛けて下さい。
吐瀉物などの処理にも注意が必要です。ノロウイルスはアルコールの消毒液が
無効で、次亜塩素酸系消毒液が有効です。
いずれの疾患も手洗い、うがい等が有効なので励行して下さい。

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[健康情報 ] 感染症情報(第39週〜第45週) 掲載日:16/12/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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 現在、流行の主な感染症はインフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染
性胃腸炎です。
 インフルエンザは例年になく感染者が多いようです。感染してしまった場合は、
感染を広げない為に罹患後は5日間、および解熱後2日のお休みが必要です。
 インフルエンザの治療は抗インフルエンザ薬を使用しますが、発症してから48
時間以内でないと効果が認められません。また、インフルエンザの検査も発症
直後は陰性となることが多いようです。かかりつけ医とよく相談してください。
 予防としては手洗いとうがいの励行となります。また、予防と重症化を防ぐ為
にインフルエンザワクチンの接種も積極的に受けるようにした方がよいでしょう。

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[健康情報 ] 感染症情報(第30週〜第36週) 掲載日:16/09/30
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現在流行中の主な感染症は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・感染性胃腸炎・RS
ウイルス感染症です。
RSウイルス感染症は1歳未満の赤ちゃんの場合、細気管支炎肺炎といった重篤な
症状を引き起こし、また、あるデータによるとインフルエンザよりも死亡率が高いとい
う調査結果もある、とても危険なウイルスであります。
RSウイルスは消毒流に弱いので、次亜塩素酸ナトリウム・消毒用アルコール・イソ
ジン等が有効です。
手洗いの励行、うがい等で感染予防に努めて下さい。

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[健康情報 ] 感染症情報(第26週〜第32週) 掲載日:16/08/31
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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ヘルパンギーナが流行しています。似たような感染症として手、足、口内に発疹が
出現する手足口病にも注意して下さい。手洗い、うがいの励行が必要です。
未だに流行性耳下腺炎が多くみられます。年齢と共に重症化する傾向があるので
未感染の方は早めの予防接種をお勧めします。

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[健康情報 ] 感染症情報(第21週〜第27週) 掲載日:16/07/29
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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現在流行中の主な感染症は感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌感染症、流行性
耳下腺炎です。夏カゼのヘルパンギーナも増加傾向です。流行性耳下腺炎は予防
接種で感染が防げる病気です。年齢と伴に重症化する傾向にありますので、任意
ですが早めに予防接種を受けることをお勧めします。
腸管出血性大腸菌感染症(O-157)の発症が高崎でありました。発熱、腹痛、血便、
下痢等の症状があったら注意してください。重症化すると溶血性尿毒症症候群を引き
起こし腎不全、溶血性貧血、脳症等になることもあります。主に、肉等の加熱の不十
分な食材から感染するので生食は避け十分に加熱処理して下さい。

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[健康情報 ] 感染症情報(第17週〜第23週) 掲載日:16/06/30
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
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 現在流行中の主な感染症は咽頭結膜熱、流行性耳下腺炎、水痘です。A群
溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑も流行中ですが減少傾向にあります。
 腸管出血性大腸菌感染症が8月をピークに毎年流行します。腸管出血性大腸菌
(O157など)に汚染された食品が口から体内に入ることでおこります。少ない菌
でも発症することがあり、患者の便を介して家族などへ感染が拡大することもあり
ます。抵抗力の弱い高齢者や乳幼児が感染すると、重症化することがあります。
潜伏期は3〜9日です。発熱、下痢、腹痛、血便などの症状です。予防対策は肉の
生食は避け、十分に加熱処理してください。生野菜はよく洗ってください。調理
器具は、よく洗浄してください。手洗いを励行しましょう。症状のある人の下着は、
塩素系漂白剤でつけ置き消毒し、家族のものとは分けて洗濯してください。

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[健康情報 ] 感染症情報(第13週〜第19週) 掲載日:16/05/30
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

現在、流行中の主な感染症はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑、感染性
胃腸炎、流行性耳下腺炎、流行性角結膜炎です。
この中で流行性角結膜炎が増加しております。これに感染すると朝起床時、目やに
のため上下まぶたがくっついた状態になります。ウィルス性結膜炎の代表疾病です。
ヒトからヒトへ感染しますので、感染してしまったら家族とはタオルを分けてください。
他の疾病は減少傾向です。腸管出血性大腸菌感染症の報告があります。これから夏
に向けて多くの患者発症数が予想されます。手洗いを徹底し、肉は十分に加熱調理
し、生野菜はよく洗い、感染予防に努めて下さい。

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[健康情報 ] 感染症情報(第8週〜第14週) 掲載日:16/05/02
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 これまで流行していたインフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は減少してお
ります。引き続き、手洗いや咳エチケットを心がけ、感染予防に努めましょう。また
感染性胃腸炎、伝染性紅斑、流行性耳下腺炎は増加傾向にあります。
 若葉薫るすがすがしい季節になりました。これから海外旅行される方も多くなりま
す。渡航先の感染症の発生状況に関する情報を事前に把握し、適切な感染予防を
心がけてください。オセアニア太平洋諸島でジカウィルス感染症が流行しております。
蚊にさされることで発症する疾患です。症状は発熱、発疹等で軽症であり重症化する
ことは低いですが妊婦が感染すると小頭症児の出産につながる、と言われております。

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[健康情報 ] 感染症情報第4週〜第10週 掲載日:16/04/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

インフルエンザの患者報告数は警報終息値を下回りましたが、地域によって
は依然として発症例があります。引き続き手洗い、咳エチケットを心掛け、
感染予防に努めてください。また同時に流行していたA群溶血性レンサ球菌
咽頭炎、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎も減少傾向にあります。

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[健康情報 ] 感染症情報(第48週〜第1週) 掲載日:16/02/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

流行中の主な感染症はインフルエンザ、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌
咽頭炎、伝染性紅斑、RSウィルス感染症です。インフルエンザ以外の感染症
は減少傾向にあります。
インフルエンザの患者報告数が増加中です。インフルエンザA,B混在してお
りますがインフルエンザAが主体です。今シーズンにおいて高崎市内で初めて
多胡小で1月13日より17日まで、大類小で1月15日より19日まで学級
閉鎖となりました。今後、さらに患者報告数は増加すると予想されます。手洗
い、マスクの着用など感染予防対策を心掛けてください。

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[健康情報 ] 感染症情報(第44週〜第50週) 掲載日:16/01/05
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウィルス感染症が多く報告されています。
またノロウィルスによる感染性胃腸炎も依然として多くの発症例があります。
インフルエンザも徐々に増加しており、インフルエンザA型が主ですがインフ
ルエンザB型も認められます。
今後も冬季に流行するこれらの感染症には充分注意が必要です。
手洗いなど感染予防対策を心がけてください。

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[健康情報 ] 感染症情報(第39週〜第45週) 掲載日:15/12/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

現在、流行中の主な感染症はRSウィルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽
頭炎、感染性胃腸炎、マイコプラズマ肺炎です。インフルエンザも微増して
おり、今後注意が必要です。
RSウィルス感染症やA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が増加しており
ます。手洗い・咳エチケットなど、感染予防対策を心がけましょう。
感染性胃腸炎(ノロウィルス感染症)は例年11月頃から報告数が増加し12
月頃ピークとなります。症状は嘔気、嘔吐、下痢、腹痛で、特に嘔吐は突然、
急激に強く起こります。ノロウィルスは感染力が強く、人が集まる場所や、家
庭内で流行することが多いです。食品従事者が感染すると、食品や食器等を介
した食中毒が発生することがあります。手洗いを徹底しヒトからヒトへの感染
を防ぎましょう。
患者の糞便や吐物中には大量のウィルスが存在します。適切に処理しましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報第35週〜第41週 掲載日:15/11/04
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

現在流行中の主な感染症はRSウィルス感染症、A群溶血性レンサ球菌
咽頭炎、感染性胃腸炎です。
RSウィルス感染症は例年、秋〜春にかけて流行します。9月下旬より
患者報告数が増加しています。年齢別では、1歳以下の乳幼児が全体の
7割以上を占めております。主な症状は発熱、鼻水、咳など、風邪様の
症状です。1歳未満の乳児、低出生体重児,心肺に基礎疾患がある小児は
重症化しやすく、注意が必要です。感染経路は飛沫感染と接触感染
(病原体の付着した手で口に触れて感染)です。手洗いや咳エチケットを
心がけましょう。
感染性胃腸炎も増加しております。主にノロウィルスやロタウィルスなど
のウィルスが原因です。症状は吐き気,嘔吐、下痢、発熱、腹痛です。
乳幼児や高齢者では下痢等により脱水症状を生じることがあります。
感染経路は接触感染、経口感染(汚染された食品を食べて感染)です。
排尿、排便後また調理、食事の前には石鹸と流水で十分に手を洗いましょう。
調理は中心部まで十分に加熱しましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報(第31週〜第37週) 掲載日:15/10/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 現在、流行中の主な感染症は手足口病、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑、A群
溶血性レンサ球菌咽頭炎です。各感染症とも減少しておりますが手足口病、A
群溶血性レンサ球菌咽頭炎は減少後、再び微増に転じております。ひき続き注
意が必要です。
 腸管出血性大腸菌感染症の報告も続いております。手洗いを徹底して、生野
菜はよく洗うことが大切です。
 毎年、気候が乾燥し気温が低下してくるとインフルエンザの流行時期になり
ます。体調管理には充分注意してください。

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[健康情報 ] 感染症情報(第26週〜第32週) 掲載日:15/09/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 手足口病の警報が発令中ですがヘルパンギーナとともに減少傾向にありま
す。両疾患とも飛沫・接触・糞口により感染するため、手洗いの徹底、排泄
物の適切な処理など、予防を心がけてください。またA群溶血性レンサ球菌
咽頭炎、伝染性紅斑も減少しております。
 昨年大流行したデング熱の発生にも今後、注意が必要です。まだ感染者は
発見されていません。ヤブ蚊(ヒトスジシマカ)に刺されて感染します。
3日〜7日の潜伏期後、高熱、関節痛、眼球の痛み、発疹といった症状があ
らわれます。通常1週間程度で回復しますが重症化することがあります。
予防方法は1)蚊に刺されないこと、2)蚊を増やさないこと、です。外出の
とき皮膚が露出しないように長袖シャツ、長ズボンを着用し、適切に虫よけ
剤を使用してください。家の周りの小さな水たまりを減らす等してボウフラ、
蚊の発生を防いでください。

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[健康情報 ] 感染症情報(第22週〜第28週) 掲載日:15/08/04
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

県内で流行している主な感染症は手足口病、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎です。
手、足、口内に水疱性丘疹が生ずる手足口病の発生数はピークが過ぎ減少傾向
に転じております。しかし定点当たりの報告数は相変わらず多く引き続き注意
が必要です。子供や乳幼児が多く感染し発熱と口腔粘膜の水疱性発疹を特徴と
するヘルパンギーナは全国的に流行しており増加傾向にあります。8月いっぱ
い注意が必要です。両疾患とも夏かぜの一種であり、飛沫・接触・糞口により
感染するため手洗いを徹底し排泄物は適切に処理してください。
頬がリンゴのように赤くなることから通称「リンゴ病」とも呼ばれている伝染
性紅斑と小児の代表的な咽頭痛、扁桃痛を引き起こす病気であるA群溶血性
レンサ球菌咽頭炎は減少しております。

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[健康情報 ] 感染症情報(第18週〜第24週) 掲載日:15/07/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

群馬県内で流行中の主な感染症は手足口病、伝染性紅斑、A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎です。今後はヘルパンギーナにも注意が必要です。
手足口病は夏かぜの一種でありコクサッキーウィルス、エンテロウィルスなど
を原因とする感染症です。手・足・下肢・口腔内・口唇に小さい水疱性の発疹
ができ発熱もあります。予防方法は手指を石鹸・流水でよく洗い、排泄物は
適切に処理しましょう。
伝染性紅斑はヒトパルボウィルスB19を原因とする感染症です。顔面、特に
両側の頬に境界鮮明な赤い発疹が現れ、手足に対称性なレース様の紅斑が現
れます。発熱・筋肉痛・関節痛を伴うことがあります。予防方法は手洗いや
咳エチケットを心掛けましょう。
ヘルパンギーナは高熱と咽頭痛が特徴です。喉を見ると中心に水を持ち周り
が赤くなった発疹が半円を描くように認められます。原因はA群コクサッキー
ウィルスが主です。便を介した糞口感染とツバから感染する飛沫感染です。

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[健康情報 ] 感染症情報(第13週〜第19週) 掲載日:15/06/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

感染症情報(第13週〜第19週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

現在、群馬県内において流行している主な感染症はA群溶血性
レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑、手足口病、咽頭結膜熱です。
各疾患の定点当たり報告数は増加傾向にあります。手足口病は、
例年、初夏から患者報告数が増加しますが、今年はすでに増加
し始めています。飛沫・接触・糞口より感染するため、手洗い
を徹底し、排せつ物は適切に処理してください。
腸管出血性大腸菌感染症が5月になって県内で初めて報告されま
した。例年、これから夏にむけて多くの患者発生報告があります。
菌に汚染された食品・飲料水からの感染、患者や保菌者からの感染
など種々の感染経路があります。牛生肉、野菜等の取り扱いには
注意してください。

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[健康情報 ] 感染症情報(第09週〜第15週) 掲載日:15/05/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

感染症情報(第09週〜第15週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

特に目立った流行はございません。
「SFTS(重症熱性血小板減少症)」について
 これから春〜秋にかけてマダニの活動が盛んになります。これは
屋内にいるコナダニ、ヒョウヒダニとは異なり草むらや藪に生息し
ています。こうした場所に入る場合は長袖シャツ、長ズボン、足を
完全覆う靴、帽子、手袋を着用し、くびにタオルを巻く等、はだの
露出を少なくすることが大事です。屋外に生息し、SFTSウィルス
を保有しているマダニに咬まれることによりSFTSが発症します。
症状は原因不明の発熱、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛が中心です。時に
筋肉痛、意識障害、けいれん、こん睡、リンパ節腫脹、呼吸不全、
出血傾向(歯肉出血、下血)が出現します。血液検査では血小板減
少、白血球減少,血清酵素異常(GOT,GPT,LDH,CPKの上昇)、尿検
査異常が認められます。潜伏期間は咬まれてから6日〜14日です。
 治療は有効な抗ウィルス薬はありません。対症療法が主体となり
ます。
 マダニが皮膚に付着していた場合は無理に引き抜こうとせず医療
機関(皮膚科)で処置(マダニ除去、洗浄)を受けてください。数週
間は体調の変化に注意してください。

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[健康情報 ] 感染症情報(第04週〜第10週) 掲載日:15/04/02
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 インフルエンザの発生報告数は著しく減少しております。A群溶血
 性レンサ球菌による咽頭痛の患者報告数が増加しております。これ
は全国にも増加傾向にあります。
 感染性胃腸炎(ロタウィルス)の報告数が急増しており、この1週
間で定点当たり1.38から2.38と倍増しております。手洗いなど感染予
防に努めましょう。
 今後、注意すべき感染症は伝染性紅斑、手足口病です。皮膚の発疹
等に注意してください。

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[健康情報 ] 感染症情報(第52週〜第06週) 掲載日:15/03/04
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 群馬県感染症動向調査報告では感染症は減少傾向にあります。
 代表疾病は1)インフルエンザ、2)感染性胃腸炎、3)A群溶血
性レンサ球菌咽頭炎、4)RSウィルス感染症です。定点あたりの
報告数は1)15.96から11.63、2)7.28から5.22、3)3.08から2.55、 
4)0.57から0.4と各感染症は減少しております。
 インフルエンザの県内の患者報告数は減少傾向ですが引き続き
注意が必要です。手洗い、咳エチケットなど、感染予防対策を心が
けてください。


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[健康情報 ] 感染症情報(第48週〜第02週) 掲載日:15/01/31
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

現在、注意すべき感染症は1)インフルエンザ、2)感染性胃腸炎
3)RSウィルス感染症、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、5)咽頭
結膜熱です。
 インフルエンザ注意報が発令中です。全国的にも多くの地域で警報
レベルに達しています。手洗い、咳エチケットなど、感染予防対策を
心がけましょう。感染性胃腸炎も猛威を振るっています。吐物等の処
理に注意してください。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も今後、注意が必要です。RSウィル
ス感染症と咽頭結膜熱は減少傾向にあります。

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[健康情報 ] 感染症情報(第44週〜第50週) 掲載日:15/01/05
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

「インフルエンザに注意!」
 群馬県全体で、すでに患者報告数(定点当たり報告数15.7人)が
注意報値(基準値10人)を上回っております。今後、さらに増加し
てくる、と予想されます。平成26年12月より学級閉鎖の報告も急増
しております。検体よりA香港型が検出されております。外出から
帰宅したときは手洗いを行いましょう。咳があるときは咳エチケッ
トを守りましょう。児童・生徒は学校保健安全法により出席停止に
なります。登校については医師と相談してください。
 RSウィルス感染症が増加しております。発熱、咳など、風邪に
似た症状が特徴的です。生後数か月までの乳幼児や高齢者が気管支
炎や肺炎につながることがあります。この10年間で最多数となって
おります。流行の中心は乳幼児のため子供が触れるおもちゃや手す
りなどの消毒も予防効果がある、と言われております。

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[健康情報 ] 感染症情報(第40週〜第46週) 掲載日:14/12/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

「インフルエンザに注意しましょう。」
 インフルエンザウィルスによる感染症です。突然の発熱で発症し、
上気道炎症状や、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などを伴います。普通
の風邪と異なり、熱が下がっても咳が続き、完全に回復するのに1
週間以上かかることも少なくありません。
 基礎疾患のある人、小さいお子さん、妊娠中の方は、特に注意が
必要です。ごくまれに急激に状態が悪化することもあります。呼吸
が苦しいなどの症状があれば医療機関へすぐ相談してください。
予防するには、外出から帰宅したときは、手洗いを行いましょう。
流行期に入る前に予防接種を受けましょう。睡眠を十分に取って
栄養に気をつけましょう。咳などのある人は咳エチケットを守り
ましょう。
 咳エチケットとは?
 マスクをせずにせ咳・くしゃみをすると、ウィルスが2〜3メー
トル飛ぶといわれております。咳・くしゃみをするときには、テ
ィッシュなどで口と鼻を押さえ、周囲の人から顔をそむけましょ
う。症状のある人はマスクを正しく着用し、感染防止に努めまし
ょう。

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[健康情報 ] 感染症情報(第35週〜第41週) 掲載日:14/11/05
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。
「つつが虫病に注意しましょう」
 つつが虫病リケッチアに感染したツツガムシの幼虫にさされる
ことで感染します。ツツガムシはダニの一種で河川敷の草むら、
山林などに生息しています。主に秋〜初冬または春〜初夏にかけ
て多くみられ感染症です。例年10月〜12月にかけて多く発生して
います。 推定感染地域は主に北毛地域、西毛地域です。
症状は発熱,発疹が主な症状です。5〜10mm大の刺し口が特徴です。
症状は、刺されてから7〜14日後に出現します。
 予防方法は長袖、長ズボンを着用し素肌を出さない。草の上に
寝転んだりしない。脱いだ上着やタオルを草の上に放置しない。
症状がでたら、早期治療が重要です。山林、田畑、河原などに立
ち入ってから1〜2週間後に発熱や発疹などの症状が現れた場合は、
速やかに医療機関を受診してください。治療が遅れると重症化する
ことがあります。

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[健康情報 ] 感染症情報(第31週〜第37週) 掲載日:14/10/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 全国的に、また県内でもRSウィルス感染症の報告例が増加しており
ます。冬に向けて増加し、特に1歳以下の患者が多く報告されています。
手洗いを徹底し、子供が日常的に触れるおもちゃなどはこまめにアル
コールや塩素系の消毒剤等で消毒しましょう。
 群馬県健康福祉部よりの9月26日付け「デング熱の国内感染症例につ
いて」の報告では新たに3名確認され計147名でした。発症者のピークは
過ぎたと思われます。デング熱は軽症で済むことが多いです。感染2日
〜7日後に突然の発熱で発症し顔面紅潮、食欲不振、腹痛、嘔気、頭痛、
眼窩痛、筋肉痛、関節痛など、多彩な症状が現れます。軽度の出血斑が
現れることもあります。ほぼ1週間で軽快しますが、まれにデング出血熱
という重篤な状態になることもあります。


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[健康情報 ] 感染症情報(第26週〜第32週) 掲載日:14/09/01
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 県内ではヘルパンギーナの警報が発令中です。また減少傾向に
ありますが咽頭結膜熱、手足口病、流行性角結膜炎、A群溶血性
レンサ球菌咽頭炎も流行しております。ひき続きこれらに注意が
必要です。ウィルス、細菌に負けない体力を維持しましょう。
 腸管出血性大腸菌感染症の報告も続いており集団感染事例も発
生しました。手洗いを徹底し、肉は十分に加熱調理して、生野菜
はよく洗うことが大切です。発生件数は6月〜8月が多いです。

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[健康情報 ] 夏かぜと夏型過敏性肺炎 掲載日:14/08/01
感染症情報(第22週〜第28週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 夏本番です。「夏かぜ」が流行しております。県内で多くの報告が
あった感染症はヘルパンギーナ、咽頭結膜熱、手足口病、A群溶血性
レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎です。
ヘルパンギーナの患者報告数が急増しております。手足口病の報告数
も増加傾向です。両疾患とも乳幼児に多くみられます。飛沫、接触、
糞口により感染するため、排せつ物は適切に処理して、手洗いを徹底
しましょう。
 また、特殊な病気で夏型過敏性肺炎があります。この原因は高温多
湿という日本の気候につきもののカビです。トリコスポロンという名
前がついています。エアコンの中に発生しエアコンを使い始める5月
から10月頃に症状が現れます。咳,痰、発熱が続き、旅行などで自
宅を離れると体調がよくなります。カビが抗原となりアレルギー反応
から肺炎を発症します。
 毎年、夏に咳が続くというひとは部屋、エアコンのチエックや掃除
を行ってみてはいかがでしょうか。


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[健康情報 ] 子供の夏かぜに注意 掲載日:14/07/05
感染症情報(第18週〜第24週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 いわゆる「夏かぜ」が流行してくる季節です。夏かぜとは夏期に流行
するウィルス性疾患の総称です。ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱、手足口
病等です。
 ヘルパンギーナ:突然の高熱(38〜40度C)と咽頭痛です。口の
中に水泡ができ、痛みで食欲不振になる事があります。乳幼児に多くみ
られます。
 手足口病:発熱、口の中、手のひら,足底、足背などに数mmの小水疱
性発疹が出ます。
 咽頭結膜熱:プールで遊泳する夏に流行します。発熱、咽頭炎、結膜炎
などです。これらの症状のあるときは水分と十分な休養を取りましょう。
予防対策として、手足は石鹸と流水でよく洗いましょう。排泄物は適切に
処理し、その後はしっかりと石鹸と流水で手洗いしましょう。プールでの
タオルの共用はやめましょう。症状のある人は自宅でもタオルの共用は避
けてください。


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[健康情報 ] 風しんワクチン一部助成事業始まる 掲載日:14/05/30
感染症情報(第13週〜第19週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 平成25年度は、全国的に風しんが流行し、高崎市においても3人の
風しん罹患者の報告がありました。今年度もまだ風しん感染について
は注意が必要です。
 平成26年度4月1日から「感染症の予防及び感染症の患者に対する
医療に関する法律」に基づき、風しん抗体検査が実施されております
が、このたび高崎市では6月1日から検査の結果、予防接種を受ける必
要がある人に一部接種の費用を助成することとなりました。実施期間
は平成27年3月31日までです。
 4月から開始になった風しん抗体検査事業で抗体検査を受けた人が対
象となります。助成額は、麻しん・風しん混合ワクチンで5,000円、風
しんワクチンで3,000円となります。高崎市ホームページ等で申請方法
や実施医療機関を確認の上、接種を受けて下さい。

対象者
(高崎市に住民票があり、風しん抗体検査の結果、風しんの免疫の低い人)
 ・初めての妊娠を希望する人
 ・初めての妊娠を希望する人の配偶者などの同居者
 ・風しん抗体価が低い妊婦の配偶者などの同居者

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[健康情報 ] ヒトメタニューモウイルスについて 掲載日:14/05/01
感染症情報(第09週〜第15週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 最近、群馬県では、ヒトメタニューモウイルス(hMPV)の感染報告
が多くなっております。あまり聞き慣れないウイルスですが、2001
年に発見されております。しかし、新型インフルエンザや重症急性
呼吸器症候群(SARS)のように新しいウイルスではなく、以前から存
在していたウイルスのようです。頻度としては、呼吸器感染症の5
−10%を占め、3月から6月ころに流行します。1-3歳の幼児での感染
が多いですが、大人にも感染します。
 症状は、RSウイルスとほぼ同じで咳が強く、鼻水が出ます。発熱
は、4−5日間続きます。悪化すると胸がヒューヒュー、ゼイゼイし
て呼吸困難となり、気管支炎や肺炎となることもあります。潜伏期
間は4-6日でウイルスの排泄は1-2週間続くようです。「かぜ」と同
じで特に治療薬はありませんので水分をしっかりととり、休養が大
切です。感染経路は、飛沫感染・接触感染ですのでインフルエンザ
と同様な対応でよいでしょう。
 低出生体重児、高齢者、免疫不全状態にある者は重篤になる可能
性が高いので特に注意が必要です。

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[健康情報 ] 風しん抗体検査事業始まる 掲載日:14/04/01
感染症情報(第04週〜第10週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

平成25年度は、大都市を中心に風しんが大流行し、不幸にも
32人の赤ちゃんが先天性風しん症候群になってしまいました。
先天性風疹症候群とは、妊婦が妊娠初期に風しんにかかると胎
児も風しんにかかってしまい、先天性心疾患、白内障、難聴、
精神発達遅滞となってしまうものです。昨年度の先天性風しん
症候群になってしまった赤ちゃんの母親のうち32人中27人が風
しんワクチンを接種していないか接種歴不明でした。このため、
平成26年度4月1日から「感染症の予防及び感染症の患者に対す
る医療に関する法律」に基づき、風しん抗体検査が実施される
こととなりました。
 高崎市においても下記の対象者に対して風しん抗体検査を行
なうこととなりました。費用は全額公費負担となりますので対
象となる方は、高崎市ホームページ等で実施医療機関を確認の
上、接種を受けて下さい。なお、この風しん抗体検査は、高崎
市以外の県内の実施医療機関でも受けられます。

対象者
 ◎高崎市に住民登録があり、初めての妊娠を希望する女性
 ◎初めての妊娠を希望する女性の配偶者などの同居者
 ◎風しん抗体価が低い妊婦の配偶者などの同居者
 (同居者は、高崎市に住民登録がある方)
 
 なお、風しん抗体検査歴、風しん(麻しん風しん混合を含む)
ワクチン予防接種歴、既往歴のある方は除かれます。

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[健康情報 ] インフルエンザの流行続く 掲載日:14/03/03
感染症情報(第52週〜第06週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 2月の大雪以降インフルエンザの感染はやや少なくなっておりま
すが、まだ警報は発令中です。県内では、藤岡市、渋川市、桐生市
や東部地域で報告数が多く、定点当たりの報告数は警報値(30)を超
えております。1月にはインフルエンザA型(AH1pdm09)が多かったで
すが、最近はインフルエンザB型の報告の割合も増えてきております。
年齢群別では、インフルエンザの感染者は、10-14歳でピークが見ら
れます。高崎市での定点当たりの報告数は、15.00であり、今のとこ
ろ、高崎市における学級閉鎖数は例年よりは少ないようです。
 最近、A群溶血性レンサ球菌性咽頭炎の報告数も増えてきており、
インフルエンザとの見極めが難しくなっております。また同時に感
染することもありますので、高熱やのどの痛みが強い場合は、早め
に医療機関へ受診してください。まだインフルエンザの感染は続く
と思いますので手洗い、咳エチケットに心がけしましょう。

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[健康情報 ] 県内にインフレンザ注意報が発令中 掲載日:14/01/31
感染症情報(第48週〜第02週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 昨年末の時点で県内はインフルエンザの流行シーズンに入りまし
た。その後、1月の中旬以降からインフルエンザ定点医療機関からの
患者報告数は急増し、1月21日に県内にインフルエンザ注意報が発令
されました。高崎市内の小中学校でも学級閉鎖が多くみられるように
なりました。県内の地域別では、桐生・東部・伊勢崎・藤岡・富岡
地域では警報レベルになっており、高崎市など他の地域は注意報レベ
ルとなっております。インフルエンザウイルス検出状況では、県内で
は2009年に流行した新型インフルエンザ(AH1pdm09)のウイルスが多く
検出されています。
 今後、まだインフルエンザの流行は続きますが、手洗い・咳エチケ
ットなど予防の徹底をお願いします。

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[健康情報 ] 感染性胃腸炎・インフルエンザにご注意を 掲載日:14/01/04
感染症情報(第44週〜第50週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 明けましておめでとうございます。
 12月初めから感染性胃腸炎が急激に増えてきており、10日には県内に
警報が発令されております。原因となる病原体はノロウイルスが大半を
占めているようです。このウイルスは、非常に感染力が強く、数10-100
個程度のウイルスで感染が成立いたします。ちなみに吐物中には約2千万
個/g、下痢便中には約20億個/gのウイルスがいるといわれております。
便や吐物の処理には十分に気をつけてください。食事などの前には念入り
な手洗いを心がけてください。
 また、インフルエンザの報告数も増えてきております。高崎市では今の
ところ学級閉鎖はありませんが、昨年12月下旬より増加傾向にあります。
高崎市で報告されているインフルエンザは、12月の時点ではA型もB型も同
じくらいでした。例年1月の終わりから2月の初めにインフルエンザ流行の
ピークが来ます。手洗いや咳エチケットをしっかり行なっていきましょう。


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[健康情報 ] RSウイルス感染症が急増中 掲載日:13/12/04
感染症情報(第39週〜第45週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 10月頃から本県においてRSウイルス感染症が流行し始め、現在
患者報告が急増しております。とくに高崎市などの西毛地域にお
いて報告が多く認められております。
 RSウイルス感染症は、特に乳幼児期において非常に重要な感染
症です。乳幼児の肺炎の約50%、細気管支炎の50-90%をこのRSウイ
ルス感染症が占めるといわれております。呼吸障害で入院するの
は、3歳以下が多く、2-5カ月齢にそのピークを認めております。
特に低出生体重児や心肺系に基礎疾患があったり、免疫不全のあ
る場合には重症化のリスクが高くなります。主な感染経路は、飛
沫感染と接触感染なので乳幼児のいらっしゃるご家庭では、咳や
鼻水などの症状がある方がいる場合には注意が必要です。必ず咳
エチケットや手洗いの励行を行って下さい。また乳幼児を連れて、
不必要に人ごみへいくことは避け、子どもたちが日常的に触れる
おもちゃ類などはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤等で消毒
しましょう。

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[健康情報 ] 新しい小児用肺炎球菌ワクチンの導入開始 掲載日:13/11/01
感染症情報(第35週〜第41週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 肺炎球菌は、子どもの髄膜炎や敗血症、肺炎、中耳炎などをおこす
怖い細菌です。とくに子どもの細菌性髄膜炎の90%が、肺炎球菌とイ
ンフルエンザ菌(ヒブ)によっておこります。そのため、本年4月より
この二つの細菌に対するワクチンが定期接種となっております。肺炎
球菌は、90以上の型がありますが、小児の髄膜炎、敗血症、肺炎など
の重い病気を引き起こす型は限られております。本年4月から定期接種
となった肺炎球菌ワクチンは、7つの型に効果のあるタイプ(PCV7)でした。
 しかし、このワクチンによって予防できる小児の重症な病気の割合は、
44%と言われております。これに対して11月1日より、新しく導入される
肺炎球菌ワクチン(PCV13)は、13の型に効果があります。これによって
重症な病気の70%が予防されることになります。副反応の発生頻度は、
今までのワクチンと同等です。
 ワクチンの接種スケジュールについては、すでにPCV7を接種されてい
る児は、自動的にPCV13に切り替わります。またすでにPCV7ですべて接種
が終了された児は、最後のPCV7を受けてから8週間以上空ければPCV13の
接種が可能です。これにより、追加となった6種類の肺炎球菌について
免疫をつけることができます。しかし、この場合は任意接種となります
ので費用もかかりますので注意してください。

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[健康情報 ] インフルエンザワクチン接種が始まる 掲載日:13/10/02
感染症情報(第30週〜第36週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 10月1日より、インフルエンザ予防接種が開始になります。今年の
インフルエンザワクチンは、新型インフルエンザ(A/H1N1pdm09)とA香
港型(A/H3N2)およびB型(マサチューセッツ株)の3つの株が含まれてお
ります。このワクチンの決定は、過去のインフルエンザの流行を検討
し、WHOで決定されます。それを受けて日本では国立感染症研究所にて
日本の過去のインフルエンザの流行を検討し、厚生労働省が決定しま
す。
 過去に世界的な規模で流行したインフルエンザでは、多くが肺炎で
亡くなっております。2009年に流行した新型インフルエンザの際に肺
炎で死亡した者の原因菌の検索では、肺炎球菌が38.5%と一番多く認め
られております。現在では、肺炎球菌に対するワクチンもありますの
で、インフルエンザにかかった際に肺炎になりやすい高齢者では、しっ
かりと肺炎球菌ワクチンを同時に接種して予防しておきましょう。イン
フルエンザワクチンだけを接種した場合とインフルエンザワクチンと肺
炎球菌ワクチンを2つ接種した場合では、2つのワクチンを接種した方
が、肺炎罹患率を59.1%減少させたという報告もあります。
 高崎市では75歳以上の高齢者に肺炎球菌ワクチン接種費用の助成(1回
のみ2,000円)がありますのでぜひご利用ください。


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[健康情報 ] 手足口病が警報発令中 掲載日:13/09/02
感染症情報(第26週〜第32週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 群馬県では、手足口病が警報値を超えたため7月30日付けで警報が
発令されました。発令が出てから1カ月経ちますが、まだ報告患者数が
多く警報は発令中です。特に高崎市、安中市、富岡市、館林市が警報
値を超えております。
 手足口病は、発熱と手、足、下肢などに小さな水疱が出現し、口内
炎が出来てきます。手のひらや足の裏などに小水疱が出来てくるのが
特徴的ですが、今年流行している手足口病はそれが少ないようです。
下肢や前腕などに小水疱が多くみとめられております。報告数の90%が
5歳以下であり、感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染ですので
集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。感染
予防としては、手洗いをしっかりすることと排泄物を適切に処理する
ことが大切です。またタオルは共有しないように注意しましょう。

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[健康情報 ] 海外旅行時の注意 掲載日:13/08/01
感染症情報(第21週〜第27週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 夏休みとなり、海外旅行を予定されている方も多いと思います。
海外では、日本にはない病気がたくさんありますので注意が必要
です。最も感染の可能性が高いのは食べ物や水を介した消化器系
の感染症です。また海外では日本で発生していない、動物や蚊・
マダニなどが媒介する病気が流行していることがあります。
 渡航の前に渡航先の感染症の発生状況に関する情報を事前に入
手し、予防接種が受けられる感染症については、予防接種を済ま
せてから渡航しましょう。渡航先では、無理のないスケジュール
を心がけ、以下のような点に注意をしましょう。

1.生水・氷・カットフルーツを食べることは避けましょう。
2.食事は十分火の通ったものを食べましょう。
3.蚊・ダニに刺されないように、虫よけ剤を使うなどしましょう。
4.動物は狂犬病や鳥インフルエンザなどの病気をもっていること
 がありますので、近寄らないようにしましょう。

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[健康情報 ] 夏かぜにご注意 掲載日:13/07/02
感染症情報(第17週〜第23週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 「かぜ」には冬にはやるものと夏にはやるものがあります。
冬の代表がインフルエンザウイルスですが、夏はアデノウイル
ス、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスというのが代表
的なものです。夏かぜの特徴は、胃腸症状やのどの痛み、頭痛
が多く、冬のかぜにみられるような咳や鼻水などはあまりみら
れません。こどもによくみられる夏かぜとしては、プール熱や
ヘルパンギーナ、手足口病があります。プール熱は、プールの
水を媒介して感染しやすいことでそのように呼ばれますが、飛
沫・接触感染なのでプールとは関係なく感染します。正式名称
は「咽頭結膜熱」といい、アデノウイルスの感染によるもので
す。高熱が4日〜7日くらい続き、のどの腫れと結膜炎を伴いま
す。ヘルパンギーナは、突然の発熱、のどの痛みで発症します。
 のどの奥に口内炎ができ、高熱が1〜4日続きます。コクサッ
キーウイルスによる感染です。手足口病は、手のひらや足のう
らに発疹ができ、口の中に口内炎ができます。発熱は、初期に
みとめられますが長くは続きません。エンテロウイルスやコク
サッキーウイルスの感染によるものです。合併症として髄膜炎
や脳炎がありますので注意が必要です。
 夏かぜというと、つい軽いかぜと考えがちですが、症状が長
引きやすいので油断が出来ません。下痢やのどの痛みで食事が
取れなくなり、その結果体力が低下して夏バテの原因にもなり
かねません。無理をしないでゆっくり休養を取る事が大切です。

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[健康情報 ] ダニ感染症に注意 掲載日:13/05/31
感染症情報(第13週〜第19週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 人が野外作業や農作業、レジャー等で、ダニの生息地に入り、
ダニに咬まれることがあります。ダニはウイルスや細菌などを
保有している場合があり、咬まれて病気になることがあります。
最近話題になっている重症熱性血小板減少症候群(SFTS)もマダ
ニによる感染であることがわかりました。この病気は、咬まれ
てから6日〜2週間後に発熱、倦怠感、消化器症状(食欲低下、
嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が現れ、重症の場合は、死に至るこ
ともあります。2009年中国で初めてこの感染症の存在が明らか
になり、2011年に原因ウイルスであるSFTSウイルスが確認され
ました。日本では2013年1月に国内で初めて確認されております。
しかし、このウイルス自体は以前から国内に存在していたと考
えられています。SFTSウイルスを媒介すると考えられているマ
ダニ類は国内に広く分布するので、全国どこにおいても発生す
る可能性のある感染症と考えられます。ダニが媒介する感染症
には、ほかにも日本紅斑熱やツツガムシ病などがあります。日
本紅斑熱は毎年100人、ツツガムシ病は毎年300-400人の感染者
が報告されています。まずは、予防としてはダニに咬まれない
ことです。以下の注意事項が大切です。

1.マダニは、主に草むらや藪・森林にいます。このような場所
 で長時間地面に直接寝転んだり、座ったりするのは止めまし
 ょう。
2.草むらなどに入るときは、長袖、長ズボン、手袋、長靴等を
 着用しましょう。また色の薄い服はくっついたダニを見つけ
 やすくなります。
3.ダニをよせつけないためには、肌の露出部分や服にDEET
(ディート)などの有効成分が含まれた虫除け剤の使用も有効
 です。
4.帰宅後はすぐに入浴して体についたダニを落とし、新しい服
 に着替える。

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[健康情報 ] 中国の鳥インフルエンザA(H7N9)の情報 掲載日:13/05/01
感染症情報(第09週〜第15週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 3月末に中国で鳥インフルエンザA(H7N9)のヒトへの感染がはじめて
確認されました。その後感染者は徐々に増加し、4月26日の時点では
患者は109人で、このうち22人が死亡しております。今までは、中国
国内のみでしたが4月25日には台湾からも初めて感染した患者が1人
報告されました。
 24日付けの米医学雑誌の報告によると鳥インフルエンザに感染した
82人を分析した結果、感染者の約8割が発症前に動物(鶏、飼育してい
るカモ、ハトなど)との接触があったようです。動物への接触から発熱
などの症状が出るまでの「潜伏期間」は1〜10日とばらつきがあります
が、平均6日とのことです。
 現在、我が国では感染者は出ておりませんが、鳥インフルエンザA
(H7N9)を指定感染症として体制作りを急いでおります。国内ではすでに
検査体制は整っております。鳥インフルエンザA(H9N9)のヒトからヒト
へのはっきりした感染は確認されておりませんし、季節性インフルエ
ンザで使用されている抗ウイルス薬(タミフルやリレンザ)も効果はあ
るようですのであまり不安にならないでください。ただし、発熱や急
性呼吸器症状(せき・のどの痛みや呼吸が苦しいなど)が出現し、10日
前までに中国に渡航または居住していた人は医療機関にかかる前に最
寄りの保健所へ連絡をお願いします。

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[健康情報 ] 3つのワクチンが定期接種に 掲載日:13/04/02
感染症情報(第04週〜第10週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 平成25年4月から子宮頚がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用
肺炎球菌ワクチンが定期接種となりました。この3つのワクチンは、
平成22年度からワクチン接種緊急促進事業として平成24年度まで時限
的に公費負担が実施されておりました。25年度以降どうなるのか心配
でしたが、定期接種化されることになり、これで恒久的に3つのワク
チンの接種が可能になりました。日本医師会では、この3つのワクチ
ンに加えて水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、B型肝炎ワクチンの
7つのワクチンの定期接種化へ向けて署名活動をしてまいりました。
全国で約160万にも及び署名をいただき、厚生労働大臣宛てに要望書を
提出しております。残念ながら他の4つのワクチンについては今回定期
接種とはなりませんでしたが、25年度中に定期接種の対象とすること
について検討するようです。
 この他予防接種で変更になった事としては、BCGの接種期間が生後6
カ月未満までから1歳未満までとなっております。また高崎市では、
一部公費負担となっているおたふくかぜ予防接種の対象年齢が「2歳
以上5歳未満」から「1歳以上5歳未満」までと拡大されております。
ワクチンで防ぐことができる病気(VPD:Vaccine Preventable Diseases)
の蔓延により、不幸な結果とならないようにもう一度どのワクチンの
接種が済んでいるか確認してみてください。

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[健康情報 ] 風しん 大流行つづく 掲載日:13/03/04
感染症情報(第52週〜第06週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 風しんが、昨年から全国的に流行しております。とくに東京を
中心に関東地方で大流行しております。今年に入っても流行はお
さまらず、報告された患者数は昨年の同じ時期の20倍となってお
ります。群馬県内でも昨年18例の報告があり、今年になってすで
に8例の報告があります。
 風しんは、風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症
です。潜伏期間は2-3週間で、発熱、発疹、リンパ節の腫れが主症
状です。妊娠の初期に風しんウイルスに感染すると胎児が先天性
風しん症候群となり、先天性心疾患、白内障、難聴となってしま
います。昨年から1月30日現在まで全国で6例の先天性風しん症候
群が認められております。
 風しん罹患者の累計を見ますと20-40代の男性が中心となって
おります。風しんの感染を予防するのは予防接種しかありません。
先天性風しん症候群を防ぐためにも女性のみならず、男性の積極
的な予防接種が必要です。

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[健康情報 ] インフルエンザ警報発令 掲載日:13/02/01
感染症情報(第48週〜第02週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 インフルエンザが猛威を振るっております。群馬県内は、1月22日
にインフルエンザ警報が発令されました。インフルエンザは、人から
人にうつりますので咳やくしゃみが出る方はマスクを着用して下さい
(咳エチケット)。また急な発熱や頭痛、悪心、筋肉や関節の痛みなど
のインフルエンザの症状がある場合には、すぐに医療機関を受診して
下さい。学級閉鎖も多くなっておりますが、昨年の4月から学校保健
安全法の出席停止期間の基準が一部変わりました。インフルエンザの
出席停止期間は、発症後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は
3日)を経過するまでとなっております。
 抗ウイルス剤を内服しますとすぐに解熱しますが、まだウイルスは
排泄されております。このため出席停止期間中は、他の人への感染を
防ぐためにも外出は出来る限り控えて下さい。


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[健康情報 ] インフルエンザ流行始まる 掲載日:13/01/04
感染症情報(第43週〜第49週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 インフルエンザが流行しております。国立感染症研究所感染症
情報センターの報告では、第51週(12月17日から12月23日)で、群
馬県はインフルエンザの流行が全国第1位となっております。県
内では、12月初めにインフルエンザ流行開始の目安を超え、12月
26日には注意報が発令されております。昨年と比較してみますと
注意報値を超える時期が約1カ月早くなっております。地区別で
みますと藤岡地区は警報値を超えており、東部(太田)地区、桐生
地区、富岡地区、渋川地区、伊勢崎地区が注意報値を超えており
ます。
 学級閉鎖の報告も急増し、インフルエンザウイルスAH3(A香港型)
が検出されております。
 冬休みとなり、多くの人々が集まる場所に行く場合には注意が
必要です。外出から帰宅したときには、手洗いをよくして下さい。
インフルエンザは、突然の発熱で発症し、咳、鼻水、のどの痛み
や全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などを伴います。症状があれば、早
めに医療機関を受診して下さい。


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[健康情報 ] ノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行 掲載日:12/12/03
感染症情報(第39週〜第45週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 ノロウイルスによる感染性胃腸炎の患者が増加しており、同時期
としては、平成18年に次いで第2位の水準となっています。例年、
寒くなっていくこの時期から感染者が増えてきます。ノロウイルス
の感染を広げないためにふん便やおう吐物の処理が重要になってき
ます。処理の仕方ですが、使い捨てのマスクやガウン、手袋などを
着用し、ペーパータオル等で静かに拭き取り、塩素消毒後、水ぶき
をします。拭き取ったおう吐物や手袋などは、ビニール袋の中に密
閉して廃棄します。その際、できればビニール袋の中に1,000ppmの
塩素液に浸します。食器等は、塩素液に浸し消毒します。カーテン、
衣類、ドアノブなども塩素液で消毒します。洗濯するときは洗剤を
入れた水の中で静かにもみ洗いし、十分すすぎます。85℃で1分間
以上の熱水洗濯も有効です。また高温の乾燥機などを使用すると、
殺菌効果は高まります。なお、ドアノブなどの金属部は、塩素液に
より腐食しますので必ず水ぶきをしてください。
 消毒には、家庭用の塩素系漂泊剤を水で薄めて使用して下さい。
食器、カーテンなどの消毒や拭き取りのためには1%塩素系漂白剤(ミ
ルトン)は3Lの水に60mlを、5%塩素系漂白剤(ハイター)は12mlを、
6%塩素濃度の塩素系漂白剤(クロラックス、ピューラックス)は10ml
を入れて塩素液を作って下さい。おう吐物の処理のためには1,000
ppm必要ですので3Lの水に家庭用漂白剤(1%、5%、6%)にそれぞれ300ml、
60ml、50mlをいれて塩素液を作って下さい。

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[健康情報 ] 四種混合ワクチン接種始まる 掲載日:12/11/01
感染症情報(第35週〜第41週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 11月1日から四種混合ワクチンが、定期接種として開始になりました。
このワクチンは、三種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風)に
不活化ポリオワクチンを加えたものです。そのため今まで三種混合ワク
チンと単独不活化ポリオワクチンを別々に接種でしたが、1回の接種で
済むことになります。接種対象者は、平成24年8月以降に生まれた者が
対象となります。それ以前に出生した者は、原則として三種混合ワク
チンと単独不活化ポリオワクチンの接種となります。
 接種方法としては、初回接種として20日〜56日の間隔をおいて3回、
また追加接種として初回接種終了後6ヶ月以上の間隔をおいて1回、合計
4回の接種が必要です。標準的な初回接種の接種年齢は生後3ヶ月から
12ヶ月です。
 四種混合ワクチンの内容であるジフテリア、百日咳、破傷風のワクチ
ンについては、三種混合ワクチンと変わりはありませんが、不活化ポリ
オワクチンは少し異なります。単独不活化ポリオワクチンは、ポリオウ
イルスのソーク株から作られているのに対して四種混合ワクチンの不活
化ポリオワクチンは、セービン株から作られております。セービン株は、
ポリオウイルスを弱毒化したもので生ポリオワクチンにも使用されてい
たものです。しかし、もちろん不活化ワクチンですので生ポリオワクチ
ンで心配されたような麻痺等の副反応はありません。
 詳しくは、委託医療機関にご相談ください。

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[健康情報 ] RSウイルス感染症の流行 掲載日:12/10/01
感染症情報(第30週〜第36週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 RSウイルス感染症は、例年冬季に流行する病気ですが、昨年から
7月から流行がみられており、今年度も同様の状況が認められており
ます。RSウイルス感染症は生涯にわたり感染を繰り返します。大人や
年長児では、典型的な症状を示さず、RS感染症と気付かれないことも
多いです。しかし、乳幼児期においては、非常に重症になりますので
注意が必要です。生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の
児がRSウイルスの初感染を受けるとされています。症状としては、発熱、
鼻汁、咳などの症状が数日間続き、その後咳が強くなり、胸の音がヒュ
ーヒューしだし、呼吸が苦しくなってきます。乳幼児の肺炎の原因の約
50%、細気管支炎の50〜90%を占めるとの報告もあります。呼吸障害で
入院するのは、3歳以下が多く、2-5カ月齢にそのピークを認めておりま
す。特に低出生体重児や心肺系に基礎疾患があったり、免疫不全のある
場合には重症化のリスクが高くなります。
 感染経路は、飛沫感染と接触感染ですが、感染力は強いです。今年の
9月からRS感染症の報告数が急激に増加しておりますので注意が必要です。

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[健康情報 ] 不活化ポリオワクチン接種始まる 掲載日:12/09/01
感染症情報(第26週〜第32週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 9月1日から単独不活化ポリオワクチンが、定期接種として開始に
なりました。不活化ポリオワクチンは、初回接種として20日以上の
間隔をおいて3回、また追加接種として初回接種終了後6ヶ月以上の
間隔をおいて1回、合計4回の接種が必要です。標準的な初回接種の
接種年齢は生後3ヶ月から12ヶ月です。
 しかし、生後90月(7歳6ヶ月)に至るまでの間であれば、過去に生
ポリオワクチンを受けそびれた方も、不活化ポリオワクチンの定期
接種を受けることが可能です。すでに生ポリオワクチンを1回接種
した方は、不活化ポリオワクチンを3回接種することになります。
しかし、生ポリオワクチンを2回接種した方は、不活化ポリオワク
チンの接種は不要です。
 接種方法は、集団接種から個別接種に変わりましたので委託医療
機関で接種を受けることができます。詳しくは、委託医療機関か、
高崎市保健予防課予防接種担当(027-381-6112)または地区の保健セ
ンターへお問い合わせください。


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[健康情報 ] 夏休みに麻しん・風しんワクチン接種 掲載日:12/08/01
感染症情報(第21週〜第27週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 以前にも本会ホームページの感染症情報(H12/6/12)でお知らせ
いたしましたが、風しんが、今年4月ころから流行しております。
流行は関西を中心に西日本に多かったのですが、最近では東京を
中心に関東にも風しんの流行は拡がっております。東京はすでに
大阪、兵庫と風しん患者数はほぼ同数となっており、7月末の1
週間の患者報告数をみると東京15例、神奈川5例、埼玉4例と大阪
10例、兵庫9例に比べて関東の報告数が多くなっております。
風しんに罹った方の年齢をみると15〜40歳未満が約70%を占めてお
ります。
 これから夏休みに入り、旅行や研修などで海外や国内のいろい
ろな地域に移動することも多くなってきます。5年前に大学生や
高校生を中心に麻しんが大流行したときも他地域との学生間の交
流により、拡がりを見せたという記憶があります。
 麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)の第3期、第4期の
接種対象者である中学1年生と高校3年生は、時間に余裕がある
この夏休み期間中に是非MRワクチンの接種を受けるようにして下
さい。

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[健康情報 ] 食中毒に注意 掲載日:12/07/03
感染症情報(第18週〜第24週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 梅雨の時期から夏にかけては、食中毒に注意が必要な季節です。
暖かく湿度が多いこの時期は、食中毒の原因となる細菌が活発に
なるため、食中毒が発生しやすくなります。特に注意したいのが、
鶏肉や牛肉などに付着する「腸管出血性大腸菌(O-157など)」や
「カンピロバクター」です。平成24年7月から牛の肝臓を生食用と
して、販売・提供することが禁止となりました。これは、牛の肝臓
を安全に生で食べるための有効な予防対策は見いだせておらず、
牛の肝臓を生で食べると、腸管出血性大腸菌による重い食中毒の
発生が避けられないからです。カンピロバクターや腸管出血性大腸
菌などの細菌は、家畜の腸にいる細菌なので、肉に付着する菌をゼ
ロにすることは非常に困難です。ただ、これらの細菌は熱に弱いた
め、十分加熱して食べれば、食中毒にはなりません。目安は、肉の
内部の温度が75度で1分間加熱することです。 
 食中毒を予防するには加熱が大切です。特に肉類、卵および魚介
類はよく加熱しましょう。スープやシチューのような食品は70℃以
上にするため沸騰するまで加熱しましょう。肉類に関しては肉汁が
透明で、ピンクではないことを確認することが大切です。

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[健康情報 ] 風しん流行の兆し 掲載日:12/06/04
感染症情報(第13週〜第19週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 風しんが流行の兆しを見せております。国立感染症研究所情報
センターによると平成24年の1月から5月中旬までに報告された患
者数は、2008年に風しんが全例報告されるようになってから同時
期の報告数としては最も多いです。年間の報告数が最も多かった
2011年と比べると同時期で約2倍の患者数が報告されています。
都道府県別では、兵庫県31例、大阪府28例、東京都15例、千葉県
7例、京都府6例、神奈川県5例、福岡県4例となっております。
 風しんは、風しんウイルスの飛沫感染によって感染します。2-3
週の潜伏期を経て、発熱、発疹、リンパ節腫脹などの症状が現れ
ます。昔は、「3日はしか」ともいわれ、小児では比較的に軽症に
済みますが、脳炎や血小板減少性紫斑病など重症になることもあ
ります。また妊娠初期の女性がかかると先天性風疹症候群(難聴・
白内障・心疾患・精神運動発達遅滞)の子どもが生まれる可能性が
あり、特に注意が必要です。
 予防は、風しん麻しん混合ワクチンの接種です。定期接種とし
ては、1歳児、小学校入学前と2回接種となります。今年は、中学
1年生と高校3年生も定期接種の対象となります。ワクチン未接
種の方、1回接種のみの方で抗体がなくなっている方は、必ずワク
チンを受けましょう。また妊婦さんは、人込みを避けるように注
意してください。

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[健康情報 ] 不活化ポリオワクチンが9月から実施予定 掲載日:12/05/02
感染症情報(第09週〜第15週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 ポリオは「小児まひ」とも呼ばれ、ポリオウィルスによって主に
四肢の麻痺を起す病気です。場合によっては呼吸麻痺を起して死
にいたります。昭和35年に大流行しましたが、その後、経口生ポ
リオワクチン(OPV)の接種が始まり、1980年以降、全く野生株ポリ
オ患者発生はゼロとなっております。
 OPVの副反応で100万人に1.4人の割合で麻痺が起こり、現在認め
られているポリオ患者は、すべてOPVによるものです。多くの先進
国では、このOPVによる麻痺という重篤な副反応を回避するために
麻痺が起こらない不活化ポリオワクチン(IPV)に変更しております。
日本でも本年9月から単独IPVを海外から輸入し、接種を開始する
予定です。また11月からは三種混合ワクチンにIPVを加えた国産の
四種混合ワクチンの接種が開始されるようになり、順次単独IPVか
ら切り替えられるとのことです。
 西南アジアやアフリカ諸国では、まだ野生株によるポリオ患者の
発生をみておりますのでいつ日本に持ち込まれるか油断はできませ
ん。厚生労働省では、不活化ポリオワクチンが導入されるまで、生
ポリオワクチンを接種せずに様子をみる人が増えると、免疫をもた
ない人が増え、国内でポリオの流行が起こってしまう危険性があり、
ポリオ流行のない社会を保つためには、生ポリオワクチンの接種が
必要であるとしております。そのため生ポリオワクチンの2次感染
を防ぐには、地域内で全ての乳児が一斉に接種を受けるのが、最も
安全性の高い方法であり、市町村がご案内する時期に接種を受ける
ことをおすすめしております。

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[健康情報 ] 麻しん・風しん予防接種のおすすめ 掲載日:12/04/02
感染症情報(第4週〜第10週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 冬に流行する病気の代表であるインフルエンザの流行がまだ、
続いておりますが、徐々に発生患者数が少なくなってきており
ます。春に流行する病気というと麻しん、風しん、水痘などが
あります。特に新学期が始まる時期ですので生活環境も変わり、
体調を崩しやくなり、これらの病気の集団発生が時々話題にな
ります。5年前には大学生や高校生の間で麻しんの大きな流行が
ありました。このことを機に厚生労働省は高校・大学を中心と
する学校等での麻しんの流行を繰り返さないようにするため、
平成20年4月から向こう5年間に限り、これまで1回しか定期接種
の機会が与えられなかった世代に中学校1年生に相当する年齢の
者または高校3年生に相当する年齢の者に麻しん・風しんの定期
予防接種を開始しました。
 麻しん撲滅を図るためには95%以上のワクチン接種率が必要で
すが、まだ目標には達しておりません。平成24年度は、計画の最
後の年となり、中学1年生に相当する年齢の者は、平成11年4月
2日〜平成12年4月1日生まれ、高校3年生に相当する年齢の者は、
平成6年4月2日〜平成7年4月1日生まれが対象者となります。
是非、麻しん・風しん予防接種委託医療機関にて接種を受けてくだ
さい。

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[健康情報 ] 高崎市夜間急病診療所における小児科臨時増設の終了について 掲載日:12/03/14
 高崎市夜間急病診療所では、インフルエンザの流行に伴い、
従来の小児科休日在宅当番医の他に、午前9時から昼12時の
間、小児科の休日診療を実施して参りました。
 インフルエンザの罹患者が減少してきたため、3月11日
をもって、昼間の診療を終了させていただきました。
 なお、夜間の診療につきましては、今まで通り下記の時間
にて診療を行っております。

診療時間
・月曜、火曜、水曜、木曜、金曜 午後7時30分〜午後10時まで
・土曜、日曜、祝祭日      午後7時  〜午後10時まで

診療科目
 内科、小児科

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[健康情報 ] ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頚がんの予防接種継続へ 掲載日:12/03/02
感染症情報(第52週〜第06週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 高崎市では、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頚がんの予防接種は、
平成23年2月から全額公費負担となり、1年が経過しております。
その間ワクチンの不足や接種後の死亡例が複数報告されたために
一時的な見合わせなどさまざまなことがありました。現在では、
ワクチンは潤沢に供給されており、またワクチン接種と死亡との
因果関係は認められず、4月からは接種の再開となっております。
これらの予防接種は、まだ定期接種となっておらず、平成23年度
1年間のみの事業として位置づけられていました。そのため平成24
年度は、この予防接種事業が継続になるかどうか注目されていた
ところです。そしてやっと今年1月に国会にて承認され、平成24年
度もこの事業は継続されることになりました。 
 3つの予防接種の接種対象者は、平成23年度と同じです。子宮頚
がん予防接種については、現在、高校1年生の女子は平成24年4月
には高校2年生となってしまい対象外となってしまします。しかし、
平成24年3月末までに1回目の接種を受けていると高校2年生になっ
ても2回目、3回目も全額公費負担で受けることができます。3月末
まで1カ月を切りました。高校1年生の女子は、ぜひ子宮頚がん予
防ワクチンの1回目の接種を3月中に受けてください。

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[健康情報 ] インフルエンザ注意報発令 掲載日:12/02/02
感染症情報(第48週〜第02週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 インフルエンザが流行してきました。群馬県の感染症動向調査では、
患者報告数が1月の第3週(1月16日〜1月22日)と比較して急激に増加し、
ついに注意報の基準を超えました。県内の地区別では、安中地区、館林
地区、桐生地区、利根沼田地区からの患者報告数が多くなっております。
インフルエンザウイルスの検出では、A香港型が多く、B型も検出されて
おりますが、一昨年に猛威を振るっていた新型インフルエンザ(A/H1N1)は、
今年は今のところ全国的にほとんど検出されておりません。
 高崎市医師会では、毎年、市内の医療機関のご協力を得て、高崎市の
インフルエンザ発生状況を調べております。それによると今年は、1月に
なってからインフルエンザは次第に増えてきており、1月の第1週は51人、
第2週は80人、第3週は154人、第4週は276人と高崎市においても急激に
増加してきております。年齢別にみると最新の第4週では未就学児28%、
小学生23%、中・高校生17%、成人32%となっております。また高崎市の学
級閉鎖状況をみると1月16日〜1月30日までに8校、13学級に達しておりま
す。寒波も来ており、乾燥も激しくインフルエンザウイルスが活発になる
非常に最適な環境となっております。人ごみは避け、外出から帰宅したと
きには、手洗い、うがいを良くしてください。

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[健康情報 ] 感染性胃腸炎が、流行しています 掲載日:12/01/04
感染症情報(第43週〜第49週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 全国的に感染性胃腸炎が流行しております。感染性胃腸炎は、
さまざまな病原体によって引き起こされる嘔吐と下痢を主な症状
とする感染症の総称です。病原体としては、細菌やウィルスがあ
ります。この時期に流行するのは、ウィルスによる場合が多く、
中でもノロウィルスが多いです。群馬県の感染症発生動向調査2011
年第51週(12月19日から25日)によると群馬県では県全域で流行し
ております。特に桐生地区、館林地区、富岡地区は警報値を超え
ております。病原体の検出では、やはりノロウィルスが多いよう
です。
ノロウィルスは、感染力が強く、こどもからお年寄りまで感染し
ます。そのため家族中でかかってしまうことがあります。潜伏期
間は12〜48時間と短く、突然の嘔吐で始まることが多いです。
その後発熱や下痢、腹痛などの症状が出てきますが、発熱が先行
することもあります。こどもやお年寄りは、脱水にならないよう
に十分注意が必要です。
 ノロウィルスは、糞便や嘔吐物に含まれるウィルスによって経
口感染しますので日常の手洗いをしっかり行って下さい。感染者
の排泄物(吐物や便)の処理にはゴム手袋などを使う注意が大切
です。また床などの汚染されたところは、次亜塩素酸による消毒
も必要です。登校登園については、急性期が過ぎて症状が改善し、
全身状態の良いものは登校可能となっております。

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[健康情報 ] インフルエンザの発生状況 掲載日:11/12/01
感染症情報(第39週〜第45週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 寒さが一段と厳しくなってきました。寒くなると猛威を振るう
のはインフルエンザです。厚生労働省の報告では、平成23年11月
20日現在のインフルエンザの発生数は、1012人(全国の総数)です
が、次第に増加しています。都道府県別では、沖縄県、宮城県、
愛知県、徳島県、岐阜県、兵庫県の順に多いようです。しかし、
地域的には注意報レベル、警報レベルを超えるところはありませ
んので、まだまだ流行という時期ではないと思います。検出され
ているインフルエンザウイルスは、今のところA香港型の割合が
最も高く、2009年に猛威を振るった新型インフルエンザの検出は
まだ多くありません。群馬県での報告数は33であり、地域的には
藤岡が多いようです。
 海外では、米国アイオア州で一昨年流行したインフルエンザA
(H1N1)2009の遺伝子を有する豚インフルエンザ(H3N2)の人から人
への感染事例が発生しております。患者は、3人の小児で、豚との
接触はないが、お互いに接触があったとのことです。幸い軽症で
すでに回復しているようです。現在使われている抗インフルエン
ザ薬は、効果があるようですので一安心ですが、今後新たな「新
型インフルエンザ」が世界的に流行する可能性もあり、グローバ
ルな視点での注意が必要です。


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[健康情報 ] 肺炎マイコプラズマ感染症の流行 掲載日:11/11/02
感染症情報(第35週〜第41週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向
調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 肺炎マイコプラズマ感染症は、幼児期から学童期にみられるポ
ピュラーな感染症で気管支炎や肺炎をおこす病気です。マイコプ
ラズマは、ウイルスと細菌の中間くらいの大きさですが、生物学
的には細菌に分類されております。日本では、4年毎に流行を繰
り返しており、ちょうどオリンピックのある年に当たっておりま
した。最近は、この傾向は崩れつつあります。本年は、春先から
流行がみられ、夏休み期間中はやや減少しましたが2学期になっ
てから再び増加してきております。
 約2〜3週間の潜伏期間に引き続き、発熱や頭痛また全身倦怠
感が現れてきます。咳は3〜5日目ころから認められ、次第に強
くなり3〜4週間続きます。合併症としては肺炎、気管支炎の他
に中耳炎、無菌性髄膜炎、脳炎、肝炎等多彩なものがあります。
感染様式は飛沫感染と接触感染ですが、インフルエンザのように
学校などでの短期間での暴露による感染の拡大の可能性は高くな
く、友人間での濃厚接触によるものが重要とされております。治
療としては、抗菌薬(マクロライド系)が使用されます。しかし、
最近耐性菌の割合が増加してきており、問題となっております。
予防としては、手洗い・うがいの励行ですが頑固な咳がつづく場
合は注意してください。

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[健康情報 ] RSウイルス感染症が流行の兆し 掲載日:11/10/01
感染症情報(第30週〜第36週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 例年、冬季に患者数の報告が増えるRSウイルス感染症が、国立感染症
研究所感染症情報センターのまとめによると本年は、6月下旬から増加
傾向が続き、9月27日に公表された速報値では、1414人と同時期の報告
数としては過去においてもっとも多い数です。今後、秋期から冬季にか
けて更に報告数が増加するものと予想されます。
 RSウイルス感染症は、特に乳幼児期において非常に重要な感染症です。
乳幼児の肺炎の約50%、細気管支炎の50-90%をこのRSウイルス感染症が
占めるといわれております。呼吸障害で入院するのは、3歳以下が多く、
2-5カ月齢にそのピークを認めております。特に低出生体重児や心肺系に
基礎疾患があったり、免疫不全のある場合には重症化のリスクが高くな
ります。主な感染経路は、飛沫感染と接触感染なので咳エチケットや手
洗いの励行が感染予防に重要です。また乳幼児を連れて、不必要に人ご
みへいくことは避けた方がよいでしょう。

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[健康情報 ] インフルエンザワクチンの接種量が変更となりました 掲載日:11/09/03
感染症情報(第26週〜第32週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 2年前に新型インフルエンザ(A/H1N1)が、大流行しました。新型イン
フルンザに対応するインフルエンザワクチンもなかなか供給が追い付か
ずに混乱したことが思い出されます。その新型インフルンザ(A/H1N1)も
2011年4月から通常の季節性インフルンザに変更となっております。
そのため今シーズンのインフルエンザワクチンは、通常の任意予防接種
として取り扱われます。
 また今シーズンのインフルエンザ予防接種については、小児のワクチ
ン接種量が変更となっております。以前は、1歳未満では、0.1ml 2回
1歳から6歳未満では、0.2ml 2回 6歳から13歳未満では、0.3ml 2回
13歳以上は、0.5ml 1-2回接種でしたが、今回から6カ月から3歳未満 
0.25ml 2回 3歳から13歳未満では、0.5ml 2回 13歳以上では、0.5ml
1-2回になっております。今までよりも1回の接種量が増えておりますが、
これは、インフルエンザワクチンの種類が変わったものではなく、接種
量の基準がWHO推奨接種量となったためです。このことは、日本もやっと
欧米並みの接種量になったことを意味します。
 1回の接種量が増えることは、体でのインフルエンザに対する抗体の
産生が増加しますので、インフルエンザワクチンを接種したのにインフ
ルエンザに罹ってしまうということが少し減少するかもしれません。


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[健康情報 ] 手足口病が流行し始めました 掲載日:11/08/02
感染症情報(第21週〜第27週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 手足口病は、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を
主症状とした急性ウイルス感染症です。この病気は、4歳くらいま
での幼児を中心とした疾患であり、2歳以下が半数を占めます。小
学生くらいは感染する可能性がありますが、成人での発症はあまり
多くはありません。原因としては、エンテロウイルスの感染で起こ
ります。ヒトからヒトによる飛沫感染が主ですが、便中に排泄され
たウイルスによる経口感染や水疱内容物からの感染などもあります。
症状としては、口腔粘膜、手掌、足底や足背などに2-3mmの水疱が出
現し、時には肘、膝、臀部などにも出現することがあります。発熱は
約1/3にみられますが、ほとんどが38℃以下のことが多いです。合併症
としては、まれに髄膜炎や脳炎などの中枢神経系合併症や心筋炎など
も起こすことがあります。
 今シーズンの手足口病は、コクサーキーA6型によるものが流行して
おります。いつもとちがい、皮膚症状が強く、発疹の出る部位も口腔
内や手掌、足底だけでなく、口周囲や太もも、腹部にまで広範囲に出
現するという報告が相次いでおります。また成人の手足口病も散見さ
れておりますので注意して下さい。

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[健康情報 ] プール熱が流行中 掲載日:11/07/05
感染症情報(第17週〜第24週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 夏に流行するウイルス疾患の一つにプール熱があります。群馬県内でも
流行してきております。症状としては、高熱、のどの痛み、結膜炎が特徴
の病気です。原因は、アデノウイルスによるものです。アデノウイルスは、
塩素濃度0.4mg/L以上で失活しますが、塩素濃度の不完全なプールを介して
爆発的に流行します。そのため「プール熱」と呼ばれておりますが、正式な
病名は、「咽頭結膜熱」といいます。もちろん、プールに入らなくても感染
します。またアデノウイルスに感染した場合、結膜炎がなく、のどの痛みと
高熱のみで咽頭炎として発症することもあります。
 アデノウイルスに有効な治療薬はありません。水分を十分にとり、安静に
していて下さい。高熱が続き、不安になると思いますが、大体5日目くらい
に自然と解熱しますので大丈夫です。プール熱にかかった時は、学校や幼稚
園・保育園には、症状がなくなってから2日間が過ぎなければ登校(園)はで
きませんので注意をして下さい。予防としては、唾液を介して感染しますの
で、手洗い、うがいを励行して下さい。また顔を拭くタオルは別にして下さい。

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[健康情報 ] りんご病が流行中 掲載日:11/06/03
感染症情報(第13週〜第19週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 小児に多くみられる流行性の発疹疾患で、両ほほ(頬)がりんごのように
赤くなることから「りんご病」と呼ばれます。正式な病名は、「伝染性紅
斑」といいます。1月から7月にかけて流行することが多く、群馬県でも、
今年は4月から患者数が増えてきております。原因は、パルボウイルスの
感染によるものです。10-20日の潜伏期間の後、頬に赤い発疹が現れ、その
後1-2日以内にレースをかけたような、網状の赤い発疹が手や足にみられ
ます。発疹は、少しかゆみを伴う場合もあります。その後、発疹は7-10日
で消えます。患児の一般状態は、それほど具合は悪くなく経過します。た
だ、数週間経ってから日光や運動、発熱などにより発疹がまた出現するこ
ともあります。この病気は、5-9歳での発生が多いですが、大人でもかかる
ことがあります。多くの場合、典型的な発疹のみで治りますが、時に関節
痛・頭痛などを訴え、関節炎症状により1-2日歩行困難になることもあり
ます。
 パルボウイルスは、発疹が出る7-10日くらい前に微熱や感冒様症状がみ
られることがありますが、この時期にウイルスの排泄量が最も多くなりま
す。感染様式は、飛沫または接触感染ですので、かぜ症状に対する予防及
び手洗いが重要です。特に貧血や免疫機能の低下を伴う基礎疾患のある方
は、深刻な合併症に陥る可能性がありますし、妊婦では胎児に影響が出る
こともありますので注意が必要です。一方、発疹が出る時期にはウイルス
の排泄はほとんどないため感染の危険性はありません。そのため学校や保
育園・幼稚園での出席停止の対象となりません。

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[健康情報 ] 麻疹の流行に注意 掲載日:11/05/02
感染症情報(第08週〜第14週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 麻疹は、昔から「命定め」の病気と言われ、恐れられてきた病気です。
江戸時代には、何回か大流行があり、多くの人々が亡くなっております。
当時は、まだ麻疹ウイルスが発見されていませんでしたので、訳もわか
らず、周囲の人が亡くなっていくため、大混乱に陥っていたようです。
麻疹ウイルスが発見されたのは、1954年(昭和27年)であり、日本で麻疹
ワクチンの定期接種が開始になったのは、1976年(昭和51年)です。
 麻疹は、合併症の併発が30%と多く、その中には肺炎や脳炎など重症に
なるものがあります。世界の5歳未満の子どもの死亡原因の第5位に麻疹
がランクされております。麻疹の怖さは伝染力の強さです。例えば、毎年
流行するインフルエンザでも、罹患した一人が他の人に感染させる力は、
1-2人くらいですが、麻疹は、12-18人が感染してしまいます。これは、
麻疹ウイルスが飛沫感染だけでなく、空気感染もするためです。
 最近、東京都や神奈川県において麻疹患者の届け出が多くなっており
ます。都内では、本年4月1から18日にかけて24件の届け出がありました。
内訳は、予防接種既接種者7人、未接種者 10人、 不明者 7人であり、
10歳未満 5人、10-30歳 14人、30歳以上 5人となっており、比較的年齢が
高く、ワクチン未接種者が多いようです。麻疹の感染や流行を予防するた
めにも、特にクラブ活動などで遠征する機会が多い中学生や高校生は、
必ず、MRワクチンの2回接種を早くに済ませるようにして下さい。

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[健康情報 ] ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン接種再開へ 掲載日:11/04/01
感染症情報(第03週〜第09週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンの接種について、接種後の
死亡例が複数報告されたことから念のため、3月4日から、一時的に見
合わせていました。専門家の会議で評価を行なった結果、接種と死亡
との間に、現時点では直接的な明確な因果関係は認められなく、国内
で今回見られている死亡報告の頻度及びその内容からみて、諸外国で
報告されている状況と大きな違いは見られないためワクチン接種の安
全性に特段の問題があるとは考えにくいという結論がでました。また、
同時接種についても、同時接種における副反応の発現率は、単独接種
に比べて高い傾向があるという報告もありますが、差がないとする報
告もあります。いずれにしても重篤な副反応が起こりやすくなるとい
う報告はなく、特に安全性上の懸念は認められないということでした。
 以上のことから4月1日からヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチン
の接種が再開となりました。乳幼児、特に重篤な基礎疾患のある児に
おいては、髄膜炎等の重症感染症予防のため早期にこれらのワクチン
接種が必要です。また同時接種により短期間に効率的に予防効果が期
待できます。しかし、単独接種も可能ですのでかかりつけ医とよく相
談の上、接種を受けるようにして下さい。


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[健康情報 ] 結核について 掲載日:11/03/02
感染症情報(第52週〜第06週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 1882年3月24日は、ロベルト・コッホ博士が結核菌を発見し、演説をした
日です。WHOでは毎年3月24日を世界結核デー(world TB day)と定め、世界
各国に対策の強化を呼びかけています。日本では明治から昭和にかけて
「国民病」と恐れられた結核ですが、国をあげて予防や医療に取り込み死
亡率を激減させました。しかし、結核罹患率は、2009年には人口10万人あ
たり19.0人であり、欧米先進国の10人以下と比較するとまだまだ結核が多
く、過去の病気とは言えません。今でも日本では、1日に68人の新しい患者
が発生し、6人が命を落としております。
 結核が減らない理由としては、青年期に結核に感染した人が高齢になっ
て免疫力が落ちたために再び発病していることや若い世代においても海外
との交流、不特定多数の人が出入りする場所への利用などにより集団感染
が問題となっております。さらに若者の不規則な生活が結核感染のリスク
を高めております。また結核対策が十分に行なわれていない開発途上国か
らの外国人の問題やHIV感染者の増加も影響していると思われます。
 結核においては、早期発見・早期治療が本人の重症化を防ぐためだけで
はなく、周囲への感染の拡大を防ぐためにも重要です。結核の初期症状は、
風邪と似ております。せきやタンが2週間以上続いたら早めに医療機関に
受診して下さい。また抵抗力の弱い乳児では、結核にかかると重症になり
ます。予防するためにも生後3-6カ月にはBCGの接種をしましょう。

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[健康情報 ] 子宮頚がん・ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチン開始 掲載日:11/02/01
感染症情報(第43週〜第01週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 2月1日より高崎市では、子宮頚がん予防ワクチン・ヒブワクチン・
小児用肺炎球菌ワクチンの全額公費負担の予防接種が始まります。接種
当日に高崎市に住民登録または外国人登録をされている方が対象になり
ます。ヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチンは、2カ月から満5歳未
満(5歳の誕生日前日まで)の児が対象であり、子宮頚がん予防ワクチン
は、中学1年生から高校1年生相当の年齢の女子となります。特に子宮
頚がん予防ワクチンを接種希望の高校1年生相当の方は、接種時期が2
カ月しかありませんので早めに受けるようになさって下さい。今年度の
特例としてこの期間に1回でも接種すれば高校2年生相当の年齢になっ
ても2回目、3回目も全額公費負担で受けられます。
 今回の3つのワクチンは、高崎市では2月から開始になりますが、市
町村によって異なり、4月以降のところもあります。また接種できる医
療機関は、高崎市の広報に載りますのでご覧下さい。わからない場合は
高崎市健康課にお問い合わせして下さい。
 これらのワクチンの接種率を向上させることは、小児の髄膜炎や敗血
症などの重症な感染症や20〜30代に急増している子宮頚がんの発症を減
らすことにつながります。是非接種することをお勧めします。


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[健康情報 ] インフルエンザの流行始まる 掲載日:11/01/04
感染症情報(第43週〜第49週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 昨シーズン、新型インフルエンザ(A/H1N1)が猛威を振るっていたことは、
記憶に新しいと思います。新型インフルエンザの第2波の流行がくると叫ば
れておりましたが、幸いに今までのところ大きな流行はみられておりません。
しかし、感染症発生動向調査によると第50週(平成22年12月13日〜19日)に定
点あたりのインフルエンザ報告数が1.41となり、全国的な流行開始である
1.00を初めて上回っており、今冬もインフルエンザが流行シーズンに入った
ようです。
 今シーズンは、これまでのところA香港型が最も多く、新型インフルエンザ、
B型の順になっております。日本小児科学会の見解では、昨年の新型インフル
エンザの流行により、5歳から20歳前半までの年代では60%が、抗体を獲得したと
考えられますが、乳幼児では約25%にとどまり、今冬は乳幼児が感染の主体と
なることが懸念されるとしております。新型インフルエンザは、昨年の流行
時においても重症な肺炎をおこしており注意が必要です。
 また現在の流行の主体となっているA香港型(A/H3N2亜型)は、季節性インフ
ルエンザの中で最もインフルエンザ脳症を起こしやすいことが知られており、
ここ数年は流行もなく免疫を持たない小児が多く存在するため、脳症の発症
が例年以上に増えることが心配されます。
 昨年は、ワクチンが間に合わず混乱しました。しかし、今冬は潤沢にワク
チンがありますので、まずはしっかり接種をしましょう。またマスクの使用
や手洗いなどの基本的な予防習慣を身につけていきましょう。

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[健康情報 ] 感染性胃腸炎流行中 掲載日:10/12/01
感染症情報(第39週〜第45週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 11月初めから感染性胃腸炎が急激に増えてきております。原因となる
病原体はノロウイルスが大半を占めているようです。ノロウイルスは、12
-24時間の潜伏期間を経て発症します。症状としては、急激に始まる嘔吐、
腹痛を伴う下痢、発熱はないか微熱で経過することが多いようです。この
ウイルスは、乳幼児や高齢者の間で多発する感染性胃腸炎の主な原因病原
体です。年間を通じて発生しますが、特に冬季に多くみられます。非常に
感染力が強く、数10-100個程度のウイルスで感染が成立いたします。ちな
みに吐物中には約2千万個/g、下痢便中には約20億個/gのウイルスがいる
といわれております。そのため、これらの処理には十分注意が必要です。
ノロウイルスの感染予防対策について具体的にお示しますので参考にして
下さい。

<感染予防対策>

1)手洗い・うがい・マスク
 ウイルスは手を介してうつります。食前・排泄後は石鹸と流水で特に丁
 寧に手を洗う。
2)糞便・嘔吐物の処理
 使い捨て手袋で処理し、ふき取ったあとは、0.1%次亜塩素酸ナトリウム
 (台所用漂白剤等)で浸すようにふき取り、その後水拭きをする。
 手袋をはずした後はよく手を洗う。手拭き用タオルは共用しないように。
3)施設の消毒 
 ドアノブなど手を触れそうなところは、0.02%次亜塩素酸ナトリウムで拭
 き、10分後に水拭きをする。次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させま
 すので必ず水拭きをする。おもちゃは、金属のものは、石鹸水を浸した
 布で洗い、85℃以上のお湯で1分以上浸し、乾燥させる。木製・プラスチ
 ック製は、同様に石鹸水で洗い、次亜塩素酸ナトリウムで拭いて、10分
 後に水洗いをする。

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[健康情報 ] 藤岡地区にてインフルエンザによる学年閉鎖 掲載日:10/11/01
感染症情報(第34週〜第40週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 藤岡地区で、10月10日から16日までインフルエンザのため学年閉鎖をした
小学校がありました。インフルエンザウィルスの詳しい検査では、新型イン
フルエンザ(A/H1N1)ではなく、A香港型が検出されました。高崎市においても
単発的にインフルエンザ罹患者の報告はありますが、幸いにもその後、学級
(学年)閉鎖となるような集団発生の報告はないようです。
 昨年を思い起こしてみると10月の中旬から新型インフルエンザの流行が、
爆発的に急増し、11月中旬まで増加の一途を辿っておりました。そして12月
中旬から収束となっております。11月からワクチン接種が開始になり、優先
接種対象者から順次行われました。しかし、ワクチンの供給が間に合わず、
非常に混乱した状況だったことを覚えております。
 最近、国立感染症研究所が、インフルエンザウィルスH1N1(2009)による急
性脳症・脳炎のまとめを発表しておりますが、2007年からのインフルエンザ
脳症による死亡率の比較では、新型インフルエンザによる脳症では、従来の
季節性インフルエンザと比較して死亡例が少なかったようです。これは、医
師をはじめとする社会的関心が高かったことで早期に受診したことなどの影
響もあるのではないかと述べております。
 「のど元過ぎれば熱さ忘れる」ということわざもあります。新型インフル
エンザの流行は、第2波があるといわれております。今年は、ワクチンも足
りておりますので、しっかりと予防して注意を怠らないようにして下さい。

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[健康情報 ] インフルエンザワクチン接種が始まる 掲載日:10/10/01
感染症情報(第30週〜第36週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 10月1日より、インフルエンザ予防接種が開始になります。昨年、インフ
ルエンザの予防接種は、新型インフルエンザワクチンと季節性インフルエン
ザワクチンと2つありましたので両方とも接種を受けたと思います。しかし、
今年度のインフルエンザワクチンは、昨年流行した新型インフルエンザ
(A/H1N1)と毎年流行する季節性インフルンザ(A香港型、B型)を合わせて作ら
れたワクチンになりますので1種類のワクチン接種のみで昨年度の両方のワ
クチンの効果が得られます。インフルエンザワクチンの有効抗体水準は、
接種後5カ月で50.8%に減少するといわれておりますので、昨年、接種したワ
クチンの効果はもう望めません。そのため再度、ワクチンの接種が必要とな
ります。
 接種回数は、13歳未満は2回接種、13歳以上は、原則として1回接種となり
ます。昨年のような優先接種者というものはありませんので誰でもすぐに接
種できます。2回接種の場合の間隔は、1-4週間とされていますが、できるだ
け3-4週間の間隔をあけて接種した方が免疫の獲得は良いとされています。
また、2種類以上の他のワクチンを同時に接種することも可能ですので、高
齢者では、インフルエンザにかかった際には、肺炎球菌による肺炎になりや
すいので、しっかりと肺炎球菌ワクチンを同時に接種して予防しておきまし
ょう。また小児では、定期の予防接種(三混、はしか・風しん、日本脳炎等)
や任意の予防接種(ヒブ、小児用肺炎球菌、水痘、おたふくかぜなど)と接種
しなければならないワクチンがたくさんありますので同時接種もお考えにな
られたほうがよいでしょう。くわしくは、かかりつけ医にご相談下さい。


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[健康情報 ] 食中毒にご用心 掲載日:10/09/01
感染症情報(第25週〜第31週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 9月になりましたが、まだまだ猛暑が続いております。猛暑により体力的
にも弱ってきていると思います。また暑さにより細菌の繁殖も衰えることも
ないでしょう。食中毒には、よくよく注意が必要と思われます。細菌性食中
毒の統計をみると平成7年までの5年間と平成8年以降の7年間では、年平均を
比較しますと発生件数は507件から1,738件に患者数は25,752人から28,152人、
死亡者数は、0.8人から5人に減少するどころか逆に増えております。ちょっ
としたすきをねらわれると思いますので、日頃からの徹底した衛生管理が必
要と思われます。
 食中毒をおこす細菌には、発生頻度をみるとサルモネラ菌、腸炎ビブリオ
菌、病原性大腸菌の順です。中でも死に至るような恐ろしい菌は、サルモネ
ラ菌とO-157を含む腸管出血性大腸菌です。これらの怖い細菌を防ぐにはど
うしたら良いのでしょうか。感染予防対策の考え方は、原因菌別による対策
ではなく、感染経路の対策が重要となってきます。実際にはどのようなとこ
ろを注意したらよいでしょうか。その予防法について具体的にお示ししたい
と思います。

<予防法>

 1)食材の注意
  生野菜は流水による洗浄を徹底すること。
   肉類や冷凍食品は十分に加熱すること。
2)調理器具の管理
  熱湯と次亜塩素酸ナトリウムにより清潔に管理すること。
3)調理人の衛生 
  手に触れた食材が変わるごとに手洗いを励行すること。
4)調理後の食品の管理
  缶詰や瓶詰、さらに真空パックの中でも増殖する菌もありますので、
  調理した食品は速やかに食べること。

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[健康情報 ] 日本脳炎ワクチンを接種しましょう 掲載日:10/08/02
感染症情報(第21週〜第27週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染で起こります。ヒトから直接ではな
くブタなどの体内で増えたウイルスが蚊(コダカアカイエカ)によって媒介さ
れ感染します。ブタの日本脳炎抗体調査では、ほぼ全国的にブタが日本脳炎
ウイルスに自然感染していることを示しております。症状は、高熱、頭痛、
嘔吐、意識障害、ケイレンなどを示し、急性脳炎となります。日本脳炎の流
行は、毎年6月から10月まで続きます。感染者の1000-5000人に1人が脳炎を
発症します。脳炎にかかった時の死亡率は、約15%ですが、神経の後遺症を
残す人が約50%います。日本脳炎の治療はないため、予防が大切です。予防
の対策としては、蚊の対策と予防接種です。
 日本脳炎ワクチンは、平成17年に重症の急性散在性脳脊髄炎が1例認めら
れ、より慎重を期するため積極的勧奨を差し控えられておりました。その後、
旧来のマウス脳の製法から、新たに組織培養法によるワクチンが開発され、
安全性が確認されたため平成22年4月から日本脳炎ワクチンの定期接種につい
て1期(生後6カ月から7歳6か月未満)の対象者には接種が認められました。
日本脳炎ワクチンの接種標準年齢は3歳ですが、今まで3歳時に接種できなか
った7歳6カ月までのすべての児に接種するには、一度にワクチンの供給が
できないため今年度は、3歳児に接種を勧めております。しかし、これは、
お話しましたようにワクチンの供給量の問題ですので何ら問題なく4歳〜7
歳児でも接種はできます。特に中国、東南アジア、インドなどの海外旅行を
予定されている方は積極的に接種が必要です。予診票は、日本脳炎ワクチン
の接種を行なっている医療機関にありますのでお問い合わせください。
早めに日本脳炎ワクチンは受けましょう。


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[健康情報 ] アタマジラミに注意 掲載日:10/07/05
感染症情報(第17週〜第23週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 保育園、幼稚園、小学校では、プールに入る時期になっております。
アタマジラミに注意をして下さい。アタマジラミは、集団生活をしている
保育園、幼稚園、小学校児童に季節を問わず、集団発生することがありま
す。シラミは、人の血を吸って生きている害虫ですが、日本では、コロモ
ジラミ、ケジラミ、アタマジラミの3種類がみられます。シラミに吸血さ
れると激しいかゆみに悩まされます。
 アタマジラミというと不潔の代名詞のように思われがちですが、衛生状
態には関係なく、誰でも感染する可能性があります。アタマジラミの卵は、
約7日間で幼虫になります。幼虫から成虫までは約10日間かかり、成虫は
約1ヶ月間生きます。この間、1日に5-8個の卵を産卵します。感染の経
路は、髪の毛と髪の毛が直接触れて感染します。またクシ、タオル、寝具、
帽子など身体に直接触れるものを共有することによって感染します。プー
ルでは、水で感染することはありませんが、プールロッカーやタオルの共
有で感染します。
 アタマジラミがあるかのチェックの方法は、成虫は動きが早いので見つ
けることが困難ですが、卵は注意深く観察すれば見つけることができます。
卵は、髪の毛にフケのように白く付着しております。フケと違ってつまん
でも取れません。特に髪の毛の根元についていることが多いです。卵らし
きものが発見されたなら、皮膚科や小児科を受診し、確認をしてもらって
下さい。治療としては、駆除薬の入ったシャンプーや頭髪にかける駆除薬、
目の細かい櫛(クシ)で駆除を行います。子どもが、感染している場合は、
家族も感染していることがあるので注意して下さい。予防方法としては、
髪はなるべく短く切って毎日ていねいに洗いましょう。また大人の点検が
必要です。卵を見つけたら少ないうちにていねいに取り除きましょう。
 保育園や幼稚園、学校の対応としては、アタマジラミに感染した子供が、
 差別やいじめを受けないように配慮しましょう。子どもが感染したら、
保護者と駆除を進めながら登園、登校させ経過を見て、決して犯人捜しは
しないようにして下さい。

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[健康情報 ] 手足口病と髄膜炎 掲載日:10/06/03
感染症情報(第12週〜第18週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 手足口病は、夏に流行する代表的な急性ウイルス感染症です。口の粘膜、
手、足に水疱を持った発疹ができることが特徴です。発熱は10%以下であり、
発熱しても37℃台が1日程度です。原因となるウイルスはエンテロウイルス
であり、中でもコクサッキィーウイルスA16とエンテロウイルス71が多いで
す。口の中に口内炎が出来ますので口内痛のため一時的に食欲が落ちます
が、ほとんどの方は、特別な治療を必要とせずに症状は良くなってしまい
ます。
 しかし、急性髄膜炎を合併することが時にみられ、また、まれですが、
急性脳炎になることもあります。中でもエンテロウイルス71は、中枢神経
系合併症の発生率が高いことが知られています。髄膜炎の症状としては発
熱、頭痛、嘔吐ですので手足口病にかかってしまって、このような症状が
現れた時は要注意です。すぐにかかりつけ医に受診して下さい。
 今年は全国の定点医療機関当たりの手足口病の患者報告数が、3月上旬
から毎週、2000年以降の同時期で最も多い状態が続いていると国立感染症
研究所感染症情報センターのまとめで分かっております。主に中国地方を
中心に西日本で多いようです。4月18日までに分離・検出が報告された病原
ウイルスは、エンエロウイルス71が52.6%と一番多かったようです。手足口
病は、最近、群馬県でも患者報告がなされております。髄膜炎には、十分
注意が必要です。

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[健康情報 ] つつが虫病に注意して下さい 掲載日:10/05/06
感染症情報(第08週〜第14週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 新緑が目映い季節となり、レジャーや山菜採りなど野外活動には絶好の
時期となってきました。山や川に行く時は、つつが虫に注意して下さい。
つつが虫はダニの一種で、山林、河川敷などの草地、耕作地などに生息し
ております。つつが虫病は、つつが虫の幼虫がつつが虫リケッチアという
病原体を持っていることがあり、その幼虫に刺されることにより発症しま
す。つつが虫病は、かつて新潟、秋田、山形3県の風土病でしたが、近年
は全国的に分布しております。患者発生は、10-12月に多いですが、5-6月
にも認められております。群馬県においては、平成21年度に21例報告され
ており、吾妻地区13例、利根沼田地区3例、渋川地区2例と北毛地域で多い
ようです。
症状は、刺されてから7-14日後に刺し傷が赤く腫れます。それに伴い発熱、
リンパ節主張、発疹が出現してきます。人から人へは感染しません。早期
治療が大切です。山林や田畑、川原などに行ってから1-2週間くらいして症
状が出てきたら、すみやかに医療機関に受診して下さい。治療が遅れると
脳炎、肺炎、心筋炎など重症な合併症をおこすことがあります。来院時に
は必ず、医師に出かけた場所を伝え、刺し傷を見せて下さい。
 予防は、つつが虫に刺されないようにすることです。
 以下のことに注意して下さい。

 1.長袖・長ズボンを着用し、素肌を出さない。
 2.草の上に腰をおろしたり、寝転んだりしない。
 3.作業中に脱いだ上着やタオルなどを草の上に放置しない。
 4.防虫スプレーを使用する。
 5.これらの場所に立ち入った後は入浴しましょう。

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[健康情報 ] b型インフルエンザ菌と肺炎球菌 掲載日:10/04/01
感染症情報(第04週〜第10週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 b型インフルエンザ菌は、Hib(ヒブ)という略語で知られるようになって
きております。肺炎球菌は、b型インフルエンザ菌と並び、小児における
中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、肺炎、敗血症及び細菌性髄膜炎を引き起こ
す主要な細菌です。特に敗血症や細菌性髄膜炎は、診断が難しい重症感染
症です。小児では、細菌性髄膜炎をおこす細菌は、Hib(ヒブ)と肺炎球菌
で約90%を占めております。また敗血症でも同様にこの2つの細菌が約90%
を占めております。細菌性髄膜炎で死亡するのは約3〜7%であり、後遺症を
残すのは約15〜30%にもなります。そのため小児ではこの2つの細菌の感染を
防ぐことが小児の重症感染症を減らすこととなります。また小児と同じよう
に免疫力の低下している高齢者が、肺炎球菌にかかると重症な肺炎となりま
す。細菌の治療として抗生剤が用いられますが、使用しているうちに耐性と
いって抗生剤が効かない細菌になってしまうことがあります。Hib(ヒブ)も
肺炎球菌も現在耐性菌になってきており、大きな問題となっております。
 予防としてはワクチンがあります。海外では、小児のためにHib(ヒブ)は
20年前から、肺炎球菌は10年前からワクチンが作られており、小児の敗血症
や細菌性髄膜炎が激減しております。日本でもようやく昨年からHib(ヒブ)
ワクチンが発売され、今年になり小児用の肺炎球菌ワクチンが発売になりま
した。まだ任意ワクチンなので費用がかかってしまいます。早く定期予防接
種となり、すべての子どもたちが無料で接種できることを切望します。
 高崎市では、本年4月より2歳未満にHib(ヒブ)ワクチンの費用の一部助成
が始まります。また75歳以上の高齢者に肺炎球菌ワクチンの費用も一部助成
されます。小児用の肺炎球菌ワクチンは、まだ費用の助成はありませんが、
一日も早く助成がなされることを願っております。現在、ワクチンで予防で
きる病気で悲惨な結果にならないようにしっかりと予防接種は受けましょう
という運動が展開されております。これらのワクチンについても、詳しくは、
かかりつけ医にご相談下さい。

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[健康情報 ] 溶連菌感染症が増加しています 掲載日:10/03/01
感染症情報(第53週〜第06週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 2月に入り、溶連菌感染症が多くみられるようになりました。溶連菌とは、
溶血性連鎖球菌の略語です。気温が低く乾燥した冬季に流行します。感染は、
飛沫感染なので人から人へとうつります。12時間から4日の潜伏期間を経
て発熱、のどの痛み、頭痛などの症状が出ます。「いちご舌」といって、舌
がいちごのように赤く、ブツブツしてきたり、また体中に赤い細かい発疹が
出来たりすることがあります。しかし、3歳以下のお子さんでは、症状がは
っきり出ないこともあります。
 溶連菌感染症の怖いところは、合併症です。リウマチ熱や急性腎炎を起こ
すことがあります。現在、リウマチ熱は、ほとんどみられませんが、急性腎
炎は、溶連菌感染後1カ月以内に発症してくることが多いです。これらの合
併症を防ぐためには、のどに付いた溶連菌をしっかりと殺さなくてはなりま
せん。それには抗生剤を10日間位しっかりと服用しなければなりません。
溶連菌感染症に罹ってしまった場合は、学校や幼稚園・保育園へ行ってはい
けません。しかし、抗生剤を服用すると1〜2日で症状はなくなりますので、
何の症状も無くなったならば行っても良いでしょう。
 溶連菌に罹った人と接触し、溶連菌の感染が疑われる場合は検査を受けて
下さい。溶連菌感染の流行がある際の感染率は、親が感染源の場合は20%、
同胞が感染源の場合は50%とされています。溶連菌感染者と接触し、溶連
菌に感染した場合は半数以上が、溶連菌感染症を発症します。

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[健康情報 ] RSウイルス感染症が増加しています 掲載日:10/02/01
感染症情報(第48週〜第01週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 RSウイルスは、乳幼児の呼吸器感染症のもっとも頻度の高い原因ウイルス
です。冬季に流行する病気というとインフルエンザがまず頭に浮かぶでしょ
うが、RSウイルスもインフルエンザと同じく毎年冬季に流行します。また、
重症になることも多く、インフルエンザに負けないくらい要注意のウイルス
です。母体からの免疫ではRSウイルス感染症は防ぐことができないため新生
児から感染してしまいます。生後1才までに半数以上が、2才までにほぼ100%
感染します。しかし、一度の感染では、終生免疫とはならないため、その後
も再感染を繰り返すため毎冬かかってしまうこともあります。30〜40%が、
気管支炎や細気管支炎となり、また、そのうちの1〜3%が、呼吸状態の悪化に
より入院が必要となります。年齢が小さいほど重症化しやすく、特に、早産
児や慢性肺疾患、先天性心疾患の児は命にかかわることもあります。そのた
め現在では、これらの基礎疾患をもつ児にRSウイルスモノクローナル抗体
(シナジス)を接種することによって感染の予防を行っております。
「生後6カ月までの乳児は風邪にかからない」とか「発熱がないから軽症だ」
という考えは、RSウイルス感染症には通用しません。また、ワクチンもまだ
開発されておりませんので日頃の観察が必要です。咳や鼻汁が出てきて、風
邪かなと思っても、咳が強くなり、胸がゼーゼー、ヒューヒューして来た時
は早めにかかりつけの先生に診てもらって下さい。
 2月3日は、節分です。昔から季節の変わり目は、鬼や妖怪・悪霊が集まり
、疫病や災いをもたらすと考えられていました。煎った豆は福豆と呼ばれ、
邪気を追い払い、病に勝つ力がつくといわれていました。RS感染症の感染様
式は、飛沫と接触ですが、大部分が接触感染と考えられます。そのため、現
代においては、邪気を追い払うのは「手洗い」だと思います。しっかりと予
防をしましょう。

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[健康情報 ] 感染性胃腸炎が、増えてきています 掲載日:10/01/04
感染症情報(第44週〜第50週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 新型インフルエンザの感染も次第に減少してきております。それと入れ
替わるように感染性胃腸炎の感染が、増加傾向を示しております。感染性
胃腸炎は、さまざまな病原体によって引き起こされる嘔吐と下痢を主な症
状とする感染症の総称です。病原体としては、細菌やウイルスがあります。
感染症動向調査によると感染性胃腸炎の患者は、例年10月頃から増加し、
12月末にピークを形成し、減少しますが、1月中旬から3月中旬にもう一度
増えます。病原体検出情報と合わせてみると年末のピークは、ノロウイル
スのピークと一致し、年明けから春先にかけてのピークは、ノロウイルス
とロタウイルスのピークに一致しております。ノロウイルスは、大人から
子供まで幅広く感染し、集団感染をし、報道などで、よく名前は知られて
いるウイルスです。一方、ロタウイルスは、3歳未満の乳幼児の患児が中
心で、それより大きな子供や大人は、ほとんどかかりません。このように
感染性胃腸炎はウイルスによるものが多く、その他にはアデノウイルスな
どがあります。
 感染の予防としては、感染者の排泄物(吐物や便)の処理にはゴム手袋
などを使う注意が大切です。また日常の手洗いもしっかり行って下さい。
もし、感染してしまった場合には脱水にならないように水分補給が大事で
す。ぐったりして水分もとれないと、非常に脱水が進み、危険な状態にな
ることがあります。そのような時は、すぐに医療機関に受診をして下さい。


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[健康情報 ] 学級閉鎖が相次ぎ、県下にインフルエンザ警報が発令される 掲載日:09/12/01
感染症情報(第40週〜第46週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 群馬県の小・中学校、高校および幼稚園・保育園の学級閉鎖数は11月15日
から21日で678クラスになっており、10月25日からの累計は2724クラスにも
なっております。
 厚生労働省からの報告では、11月中旬までに国民の14人に1人程度がイン
フルエンザで医療機関を受診したと推定され、受診者の1200人に1人が入院し
、入院患者の16人に1人が重症化し、受診者の14万人に1人が死亡したものと
推計しております。新型インフルエンザにかかり、重症となり入院する率は、
基礎疾患をもつ5歳から14歳までの者が多く認められております。さらに基礎
疾患を持たない小児でも多いようです。今後、さらに低年齢に流行が拡がる
可能性があり、注意をしなければなりません。
 新型インフルエンザワクチンの接種が、優先接種者順に進められております。
ワクチンの供給がままならない状況ですが、今回の新型インフルエンザワクチ
ンの接種の目的は、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすことです。
是非、ワクチンの接種を受けるようにして下さい。

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[健康情報 ] インフルエンザ患者数が急速に増え、県下に注意報が発令される 掲載日:09/11/05
感染症情報(第35週〜第41週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 10月中旬より、急速にインフルエンザ患者数が増えております。
 10月下旬には、高崎市内の小・中学校、高校および幼稚園・保育園の学級
閉鎖数も、ものすごい勢いで増えております。万一、インフルエンザに罹っ
た場合には、抗ウィルス薬がよく効きますので、完全に治すために、しっか
りと5日間は服用して下さい。また次のような症状があるときは、早めに医療
機関に受診してください。
 1)呼吸が早い、息苦しい
 2)顔色が悪い
 3)嘔吐や下痢がつづいている
 4)反応が鈍い、呼びかけに答えない
 5)意味不明の言動がみられる
 6)症状が長引いて悪化してきた

 新型インフルエンザワクチンの接種が、今月から始まります。
最初は、基礎疾患のある方と、妊婦が優先となります。
基礎疾患のある方で、優先接種者に該当するか不明の方はかかりつけ医に
ご相談下さい。


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[健康情報 ] 新型インフルエンザ感染の拡大続く 掲載日:09/10/02
感染症情報(第31週〜第37週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 新型インフルエンザに対してワクチンの供給が、始まるところです。今回
は、ワクチンのことについてお話します。ワクチンは、病原性を弱毒化した
ウイルスや細菌をそのまま使用する生ワクチンとウイルスや細菌の感染防御
に関連する部分だけを取り出して精製し、使用する不活化ワクチンがありま
す。生ワクチンは、抗体の産生はよいのですが、弱毒化したといえ、ウイル
スや細菌そのものを使用するため、合併症がおこる危険性も含んでおります。
不活化ワクチンは、ウイルスや細菌の一部のみを使用するため合併症がおこ
る危険性は少ないのですが、抗体の産生はやや悪くなります。今回の新型イ
ンフルエンザワクチンは、不活化ワクチンになります。現在、国産のワクチ
ンと輸入ワクチンの使用が考えられております。この2つのワクチンの大き
な違いは、不活化ワクチンの弱点の抗体産生をあげるためワクチンの中に入
っているアジュバントです。国産では、アルミニウム塩が使用されますが、
輸入ワクチンではオイル系のものです。外国では、その安全性が確かめられ
ておりますが、日本人ではどうかを現在試験中です。国産のワクチンは、毎
年接種しているインフルエンザワクチンと製法は同じなのですぐに接種でき
るようになりますが、輸入ワクチンは、12月後半になると言われています。
 今回は、新型インフルエンザですので重症者や死亡者が多くなることが懸
念されています。そのためワクチン接種の目的は、重症者や死亡者を減らす
ことです。できる限り、多くの方がワクチン接種をするようにしてください。

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[健康情報 ] 新型インフルエンザ流行期に入る 掲載日:09/09/01
感染症情報(第26週〜第32週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 8月21日厚生労働省は、新型インフルエンザが、流行期入りしたことを
発表しました。一人のインフルエンザ感染者が、何人に感染させるかをみ
た時、季節性インフルエンザの場合1.3人であるのに対し、新型インフルエ
ンザでは2.0-2.4人であると推定されております。やはりこの感染力の強さ
のために思ったよりも早く、このような夏の時期に流行入りしたのでしょう。
9月から学校も始まり、集団感染による学級閉鎖も懸念されます。マスクは、
咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防
ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマ
スクをつけましょう(咳エチケット)。
 一方で、予防用にマスクを着用するのは、混み合った場所、特に屋内や乗
り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外
などでは、相当混み合っていない限りあえて着用する必要はありません。
流行時に人混みの多い場所に行かない、手指を清潔に保つといった感染予防
策を優先して行いましょう。

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[健康情報 ] ヘルパンギーナ流行の兆し 掲載日:09/08/01
感染症情報(第22週〜第28週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 群馬県の各地でヘルパンギーナの発生報告が増えております。
 ヘルパンギーナは、咽頭結膜熱(プール熱)や手足口病と同じく、毎年
初夏から秋にかけて流行する「夏型感染症(いわゆる"夏かぜ")」の代表
的な病気です。高い熱が出て、のどが痛くなります。のどの奥に赤いボツ
ボツや口内炎ができます。高熱は、2-3日で下がり、のどの痛みも次第に
おさまります。原因はエンテロウイルスの中のA群コクサッキーウイルスが
主なものです。
 口内炎ができる病気は、ヘルパンギーナのほかに手足口病やヘルペス性
歯肉口内炎などがあります。手足口病は、ヘルパンギーナのような高熱は
出ませんが、手のひらや足の裏、ときにはおしりやひざに水疱が出てきま
す。またヘルペス性歯肉口内炎は、高熱が3日―5日くらい続き、ヘルパン
ギーナがのどの奥のほうにだけ口内炎ができてくるのと違い、歯ぐきや口
の中全体に多くの口内炎ができてきます。いずれにしても口内炎ができる
と痛くて飲み込みができなくなってしまい、食事ばかりか水分も取れなく
なってしまいます。脱水に気をつけてください。また食事は、のどごしの
よいおかゆやうどん、豆腐・アイスクリーム・ヨーグルトなどが喜ばれる
でしょう。
 夏かぜであるヘルパンギーナや手足口病は、髄膜炎をおこすこともあり
ます。頭痛や嘔吐があり、ぐったりしている時は、早めにかかりつけの先
生に診てもらってください。

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[健康情報 ] 医療機関を受診される際のお願い 掲載日:09/07/04
発熱等にて、医療機関を受診される際には、患者さんと
同伴者の方はマスクの着用をお願い致します。皆様のちょ
っとした心遣いが感染の拡大を防止します。

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[健康情報 ] アデノウイルス感染症増加傾向 掲載日:09/07/01
感染症情報(第18週〜第24週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。


 アデノウイルスは現在51種類が知られており、さまざまな症状を
示す急性感染症です。多くのアデノウイルスは、潜伏期間は5-7日で
感染経路は便、飛沫、直接接触によります。免疫がつきにくく、いろ
いろな種類があるため何回もかかる場合があります。主なものとして
は、咽頭結膜熱(プール熱)・流行性角結膜炎・出血性膀胱炎・急性
胃腸炎・肺炎などがあります。中でも咽頭結膜熱と流行性角結膜炎は、
伝染力が強いため学校感染症にあげられ、感染の恐れが無くなるまで
登校禁止となります。咽頭結膜熱は、夏に流行がみられ、高熱・のど
の痛み・結膜炎が三大徴候です。夏に幼稚園・保育園や学校のプール
の水を介して感染することが多いことから、俗に"プール熱"と呼ばれ
ます。しかしプールに入らなくても飛沫や糞便を通して感染します。
 アデノウイルスは、現在のところ特別な治療薬はないため、自然回
復を待つのみです。また伝染力が強いので次のようなことに気をつけ
て下さい。

 1)手をよく洗う。うがいをする。
 2)食器やメガネ・タオル・寝具類を共用しない。
3)洗濯物は一緒に洗わない。お風呂も患者が一番最後に入る。
4)プールの前後はシャワーをよく浴びる。
5)消毒法は、煮沸(55℃,30分)や次亜塩素酸が有効です。

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[健康情報 ] インフルエンザ流行続く 掲載日:09/06/01
感染症情報(第13週〜第19週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 春から夏に向かうという時期ですが、まだ季節性のインフルエンザが認め
られております。数は少なくなってきておりますが、高崎市内では学級閉鎖
となっているところもあります。B型インフルエンザが多いですがA型イン
フルエンザもあり、新型インフルエンザとの見極めが重要となっております。
高崎市医師会は各医療機関からのインフルエンザ情報を通して、新型インフ
ルエンザの早期発見と拡大阻止のための体制を整えております。
 新型インフルエンザについては、情報が毎日のように流れており、ご存知
の事と思いますが一般予防策としては、必要のない外出を避け、人ごみにな
るべく出ない事、外出時には、マスクを着用し外出後のうがいと手洗いが必
要です。
 マスクについての有効性については賛否両論がありますが、WHOでは今回
の新型インフルエンザ対策としては、マスクの着用を勧めております。ただ、
マスクは正しく着用しなければ効果がありません。また、うがい・手洗いな
どと合せて実行していかなければ予防効果は十分に得られませんので習慣づ
けていきましょう。


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[健康情報 ] 新型インフルエンザ情報 掲載日:09/05/01
高崎市医師会感染症対策委員会より新型インフルエンザ情報
新型インフルエンザに関する発熱の相談、医療機関への受診方法や
受診時の注意点等を毎日、朝9時より夕方5時30分まで電話で相談受付
を行っております。新型インフルエンザ発生地よりの帰国者や接触者
の方で発熱や風邪症状のある方は、平日・土・日(9:00〜17:30)、
西部保健福祉事務所(TEL027-322-5101)にお問い合わせ下さい。
また、夜間(17:30〜22:00)の緊急時には、群馬県保健予防課
(TEL027-226-2266)までお問い合わせ下さい。
 注)間違い電話が発生しておりますので、番号をお確かめのうえ、
 ご連絡下さい。

●個人家庭および地域における新型インフルエンザ対策ガイドライン
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/09-12.pdf

●知っておきたい感染予防策
 http://www.youtube.com/watch?v=WNQ7Y9d4D4k&feature=channel

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[健康情報 ] ロタウィルス感染症 掲載日:09/05/01
感染症情報(第09週〜第15週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 ウィルス性下痢症は、小児科の外来診療でよくみられる病気です。
症状としては、嘔吐・下痢がみられ重症になると脱水、そして死に至
ることもあります。
 ロタウィルスは、小児のウィルス性下痢症の約半数を占め、最も頻
度が高いウィルスです。ロタとは、ラテン語で車輪の意味でウィルス
粒子が車輪に似ているために命名されました。主に、初冬から初春に
かけて6ヶ月〜2歳の乳幼児を中心に発症します。糞口感染により伝
播します。潜伏期間は約2日間です。3〜8日間持続する嘔吐と水様の下
痢があり、しばしば発熱や腹痛を伴います。下痢は白色の水様便が特徴
ですが、最近は約半数に認められる程度です。乳幼児では急速に脱水症
状になることがあり注意が必要です。ノロウィルスと異なり大人が発症
することはありません。治療に特別なものはなく経口または点滴による
補液治療での脱水予防が主となります。
 予防に関しては2種類の経口弱毒ワクチンが国際的に認可されており
ますが、日本ではまだ導入はされておりません。このため、便中に多量
にウィルスが排出されることから、オムツの処理・手洗い、汚染された
衣類の次亜塩素酸による消毒が重要となってきます。


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[健康情報 ] インフルエンザ 掲載日:09/04/01
感染症情報(第05週〜第11週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 2月にやや減少したインフルエンザが3月に入ってもダラダラ続き、小学校
終業の3月26日になっても市内で3クラスが学級閉鎖となっています。数は多
くありませんが、4月上旬まで続く可能性があります。
 さて、インフルエンザについて、いくつか誤解があるようです。「病院で
インフルエンザをうつされると困るので、受診を我慢した。」という言葉を
耳にすることがあります。インフルエンザは空気感染もありますが、主に飛
沫感染です。つまり咳やくしゃみのしぶきにより感染が広がる病気です。い
わゆる「風邪」も同様の感染形式ですので、感染症で咳が出る人は必ずマス
クをしましょう。「咳エチケット」といい、他の人への配慮です。またイン
フルエンザウイルスは麻しん(はしか)や水痘(水ぼうそう)と違い、感染
力の弱いウイルスです。近くにいるだけでうつることは、まずありません。
 「インフルエンザや風邪の予防のためにマスクをしている」という人がい
ます。しかし細菌やウイルスはマスクの繊維の隙間より遥かに小さいので、
簡単に通り抜けてしまいます。マスクを否定するものではありませんが、そ
れで充分と思わずに、うがい、手洗いを習慣づけることが大切です。特に、
手洗いが重要で、必ず石鹸を使い、二度洗いすればさらに効果的です。ての
ひらや指の間もよく洗いましょう。

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[健康情報 ] 溶連菌感染症が増えてきました 掲載日:09/03/02
感染症情報(第01週〜第07週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 2月に入ってからA型インフルエンザは減ってきましたが、下旬になり
B型がやや増えてきたようです。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)はまだ続い
ています。
 一方、2月半ばより溶連菌感染症が増えてきました。これは溶血性連鎖
球菌という細菌により、発熱、ノドの痛み、食欲不振、吐き気、頭痛など
がおこる病気です。咳や鼻水はあまり出ません。罹るのはほとんどが子供
ですが、たまに大人もなります。きちんと治療をしないと急性腎炎になる
ことがあるので、これらの症状が溶連菌によるものかどうかを調べること
は大切です。菌自体はあまり強いものではないので、抗生物質を飲めば2、
3日で症状はよくなります。しかし検査で溶連菌が証明されたら、合併症
を予防する意味でさらに7日〜10日間薬を飲んでおいたほうが安心です。
 その間、生活はいつもどおりで、制限はありません。なお、溶連菌感染
症は学校や幼稚園で出席停止の対象とはなっていませんので、熱が下がれ
ば行ってもかまいません。


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[健康情報 ] インフルエンザの流行始まる 掲載日:09/02/03
感染症情報(第49週〜第03週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 1月半ばよりインフルエンザが急増してきました。高崎、藤岡はじめ群馬
県各地で注意報発令の基準となる数値を超えています。1月末現在で高崎市
内の小中学校の学級閉鎖はのべ60学級に及んでいます。急な発熱、節々の
痛み、頭痛、だるさなどインフルエンザが疑われるときには早めにかかりつ
け医を受診しましょう。無理をして登校、出勤するとこじれてしまうばかり
でなく、周囲にうつしてしまうことにもなってしまいます。
 Aソ連型インフルエンザは90%以上がタミフル耐性ウイルスだとのデー
ターが報じられ、人々の不安をあおっています。しかし、そのデーターは検
査数が少なく、日本中にあてはまるものではありません。私たち医療側の印
象では、タミフルはほとんどの例で効果があるように感じています。治療法
には選択肢があるので、遠慮せず、かかりつけ医に相談して下さい。
(石鹸で)手洗いとうがいが大切であることは皆さん知っていますが、特に
子供などは十分実行されていないようです。大人が一緒にやって、習慣づけ
てあげましょう。

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[健康情報 ] RSウイルス感染症 掲載日:09/01/05
感染症情報(第44週〜第50週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

「RSウイルス」という言葉をお聞きになった方もおられると思います。
RSウイルスは0歳、1歳児の細気管支炎、肺炎の主な原因ウイルスです。
この冬は例年以上に流行しており、ある病院では一時期小児科の入院患
者はすべてRSウイルス感染症だったこともありました。生後2〜7か月児
の発生率が高く、1歳を過ぎて感染するとゼーゼーすることが多く「喘息
様気管支炎」と呼ばれています。またRSウイルス感染をきっかけに気管
支喘息を発症することも知られています。
 乳児の初期症状は鼻水とノドの赤みで、風邪と区別がつきません。そ
のうち発熱、咳が出始め、そのまま治ってしまうこともあれば、肺炎に
なり入院治療を必要とする状態になることもあります。統計的には12月
に多く、インフルエンザの流行とともに減少してくるので、今年のピー
クは過ぎたかもしれません。

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[健康情報 ] Hib(ヒブ)ワクチン 掲載日:08/12/01
感染症情報(第40週〜第46週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 乳幼児の重症感染症の原因菌の1つに「インフルエンザ菌b型」があります。
インフルエンザウイルスとは全く別のもので、日本では毎年約600人がこの菌に
よる病気にかかり、その5%が死亡、25%に重い後遺症の残る恐ろしい菌です。
世界の100か国以上で定期予防接種(無料)となっていますが、日本ではようや
く今月発売予定で、有料になります。詳しくは小児科の医療機関にお問い合わせ
下さい。
 一方、高齢者の重症肺炎の原因となる「肺炎球菌」に対するワクチン(ニュー
モバックスNP)も用いられています。こちらも有料ですが、有効性も高く海外で
も広く接種されています。日本では1人1回となっています。かかりつけ医にご相
談下さい。
 11月中ごろから高崎市内の幼稚園、小学校でもインフルエンザの患者さんが出
てきました。まだ「流行」というほどではありませんが、注意が必要です。うが
い、手洗いを励行し、体調が悪いときには無理をしないことが大切です。

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[健康情報 ] 新型インフルエンザ 掲載日:08/11/01
感染症情報(第35週〜第41週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 新型インフルエンザが発生し、世界中で大流行がおこると、日本でも
何百万人もの死者が出る・・。マスコミでそんな予測が伝えられていま
すが、現在のところ地球上に「新型インフルエンザ」は存在しません。
これまでの歴史で人類は何回かの「新型インフルエンザ」と遭遇してき
ました。その結果、現在世界で流行しているインフルエンザは「Aソ連型」、
「A香港型」、「B型」の3種類です。インフルエンザワクチンにはその
3つに対する成分が含まれています。
 ワクチンは万能ではありませんが、ぜひ予防接種を受けておくことを
お勧めします。毎年4月に翌年のワクチンに使用する「株」を決めます
が、今年のものは昨年のものとは3種類とも変更されています。従って、
「去年受けたから大丈夫」というわけではありません。
 新型インフルエンザは地震のようなもので、いつ起こるか分かりませ
んが、いつか必ず発生します。しかしその強さや規模については全く不
明です。最初に述べたマスコミで報道されているような予測は誤りで、
被害ははるかに少ないと指摘する専門家もいます。まずは、毎日の手洗
い・うがいを実行してカゼやインフルエンザに罹らないよう心がけまし
ょう。

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[健康情報 ] おたふくかぜ小流行 掲載日:08/10/01
感染症情報(第31週〜第37週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 高崎地区では今年の初めからおたふくかぜが例年より多く発生しています。
一時やや減少しましたが、9月になってから再び増加してきました。おたふく
かぜは「流行性耳下腺炎」といい、ウイルス感染により耳下腺(耳の下、顎の
骨の後側にあり、唾液をつくるところ)が腫れて痛みます。高い熱が続くこと
もあります。合併症として200人に1人が髄膜炎になり、また1万人に1人が片方
の聴力を失うことが知られています。このように恐ろしい病気なので、世界の
先進国では麻しん、風しんにおたふくかぜを加えたMMRワクチンを2回接種して
います。しかし、残念ながら我が国では今のところ定期の予防接種に組み入れ
られていません。任意接種ですので接種料金は自己負担となりますが、医学的
にはぜひ早めの予防接種をお勧めします。「自然に罹ったほうが良い」などと
いうことは決してありません。
 9月末から急に寒くなってきました。これからの時期は昼夜の温度差が大き
いときです。体調管理を心がけてください。

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[健康情報 ] 9月は食中毒に注意 掲載日:08/09/01
感染症情報(第27週〜第33週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 食中毒は夏に多いと思いがちですが、実は9月には7,8月の2倍近い
患者さんが出ています。その理由として、「夏を過ぎて気がゆるみ、衛生
管理がおろそかになるからではないか」と指摘する専門家もいます。また、
暑さの後で、体力がおちている面もあるかもしれません。
 食中毒予防の3原則は 1.つけない(調理環境を清潔に保つ、食材を
よく洗う)、2.増やさない(低温保存、乾燥させる)、3.殺菌する
(加熱、消毒)です。特に、まな板、包丁などは使用後によく洗い、熱湯
をかけて殺菌すると良いでしょう。さらによく乾燥させると菌は増えにく
くなります。
 特に、鶏肉には「キャンピロバクター」という菌が高率に付着している
ので、食材にはよく火を通すとともに、使用した調理器具の後始末がとて
も大切です。
 食中毒の症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などですが、2,3日
後に症状が現われることもあるのを知っておいて下さい。体調の悪いとき
には、早めにかかりつけ医に相談しましょう。

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[健康情報 ] アデノウイルス感染症 掲載日:08/08/01
感染症情報(第22週〜第28週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 高崎地区ではヘルパンギーナ、手足口病といった「夏カゼ」が相変わらず
流行しています。おたふくかぜも他の地域より多くみられています。夏に流
行する病気の中にはアデノウイルスの感染でおこるものがいくつかあります。
アデノウイルスには約50種類の亜型があり、(ただしヒトに感染するのは3
分の1程度。)それぞれ特徴のある病気を引き起こします。最も多いのが咽
頭炎・扁桃腺炎で、1年中みられますが、寒い時期のほうが多く発症します。
乳幼児に多く、のどが真っ赤に腫れ、高熱が3、4日続きます。その他に肺炎、
胃腸炎、発疹症(赤いボツボツ)もおこします。

 夏に発症するアデノウイウス感染症の中でも特徴的なのが咽頭結膜熱(プ
ール熱)です。これは主にアデノウイルス3型によるもので、プールを介して
うつることが知られているのでプール熱と呼ばれていますが、プールに入ら
なくてもうつります。39〜40℃の高熱が4,5日続き、のどの赤み、痛みも激
しく、眼が真っ赤になり、目やにも出ます。頭痛、腹痛、吐き気、下痢を伴
うこともあります。8月が最も多くみられる時期です。飛沫感染が主ですが、
便を介して経口感染することもあります。最近はアデノウイルスの検査がで
きるので、アデノウイルスが陽性だとイコール「プール熱」と誤解している
人もいるようですが、プール熱(咽頭結膜熱)はアデノウイルス感染症のご
く一部のものです。特効薬はなく、予防は手洗いうがいをこまめに行うのが
一番です。

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[健康情報 ] 血糖測定などのために指先で微量の血液を採ること 掲載日:08/07/01
このたび群馬県から「微量採血のための穿刺器具」が正しく使われているか
どうか、各医療機関からの報告に基づいた調査結果が公表されました。
この器具は一般の採血検査に使われる注射器や真空採血管とは全く別のもので、
血糖測定などのために指先で微量の血液を採る時に使われるものです。
採血にあたり針を交換せずに同一の器具を複数の人に使用した場合に、感染症に
かかる危険がありますが、検査のたびに針を交換していなかった医療機関は群馬
県内に一ヶ所もありませんでした。
現在では針だけでなく針を保護する周辺部分も含めて検査のたびに交換すること
が推奨されています。

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[健康情報 ] 夏カゼが増えています 掲載日:08/07/01
感染症情報(第18週〜第24週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 手足口病、ヘルパンギーナなどのいわゆる「夏カゼ」が多くなってきました。
これらは主に「コクサッキーウイルス」というウイルス性の感染症で、多くの
種類があるため繰り返し感染することも珍しくありません。まず、手足口病は
文字どおり手のひら、足の裏や甲、口の中、膝などに赤い斑点や水ぶくれがで
きる病気です。高い熱が出ることは少なく、全身状態も良いのが普通です。た
だ、口内炎ができて痛いので、酸っぱいものなどは控えましょう。重症化する
ことは稀で、学校保健法でも出席停止の対象疾患には指定されていません。発
疹が消えたあとも1か月程は唾液、鼻汁、便などからウイルスが排泄され続け
るので、ボツボツのあるときだけ休ませても意味がないからです。
 一方、ヘルパンギーナは同じようなウイルスによる病気ですが、38〜39
℃以上の熱が3,4日続き、口の中が痛くて小さい子は不機嫌になります。こ
ちらも出席停止ではありませんが、冷たいスープや牛乳、おじやなど刺激のな
いもので水分と栄養の補給をしてください。唾液を介してうつるので、周囲の
人もうがい、手洗いが大切です。
 梅雨時はは気候が変動する時期なので、体調を崩さないよう気を付けましょ
う。食品の衛生管理も大切なことです。冷蔵庫の過信は禁物です。


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[健康情報 ] 梅雨入りしました 掲載日:08/06/02
感染症情報(第14週〜第20週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 6月になり、関東地方にも梅雨入り宣言が出されました。この時期は日に
よって寒暖の差が大きいので体調を崩しやすいときでもあります。気象情報
に注意して、服装などを気をつけるようにして下さい。カビやダニも増えて
きますので、食品の保存にも配慮し、少しでもカビが生えたものは口にしな
いようにして下さい。冷蔵庫の過信は禁物です。
 相変わらず「嘔吐下痢症」が多くみられます。家族で患者さんがでた時に
は、特に手洗いをしっかりして下さい。家族内で広がることもよくあります。
 一方、ヘルパンギ−ナ、手足口病などのいわゆる「夏カゼ」も増えてきま
した。これらの予防も手洗い・うがいが一番です。小さいお子さんには、一
緒に手洗いをして正しいやり方を教えてあげて下さい。ぜひ正しい生活習慣
を身に付けたいものです。


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[健康情報 ] 百日咳にご注意 掲載日:08/05/09
感染症情報(第09週〜第15週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

「百日咳が増えている。」との報道をテレビでご覧になった方も多いと思い
ます。現在のところ、過去5年間の平均の2、3倍の患者さんが報告されて
います。百日咳菌という細菌感染によりおこる病気で菌の出す毒素によって、
ひどい咳が続く病気です。7日から10日の潜伏期の後、次第に咳が強くな
り、2週間位するとけいれん性の短い咳が連続的におこり、続いて息を吸う
ときに笛のようにヒューヒューいう状態が約3週間続きます。乳児では呼吸
できなくなり、0.2〜0.6%が命を落とすとされています。生後3か月から三
種混合(百日咳・破傷風・ジフテリア)の予防接種が受けられます。ぜひ早
めに受けてください。ポリオは三種混合ワクチンが済んでからでも遅くあり
ません。成人の場合、咳き込みを繰り返すような典型的な症状とならないこ
とも多いので、咳が長引くときにはかかりつけの先生を受診すると良いでし
ょう。
 高崎地区では麻しん(はしか)が散発的に発生しています。麻しんの予防
接種を受けていない方はぜひ早めに受けるようにして下さい。麻しんは特効
薬はなく、予防接種が唯一の予防法です。

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[健康情報 ] 嘔吐下痢症にご注意 掲載日:08/04/01
感染症情報(第04週〜第10週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 4月に入り、インフルエンザはほとんどなくなりましたが、感染性胃腸炎
(嘔吐下痢症)は相変わらず続いています。ほとんどがウイルス感染による
もので、嘔吐物や便を介して周りの人にうつることの多い病気です。これら
の始末をした後にはとくに念入りに手洗いをしてください。普段から石鹸で
よく手を洗う習慣をつけておくことが大切です。小学生以下の子どもには親
が一緒に手洗いをして、正しい洗い方を教えてあげましょう。

 去年の夏が暑かったので、今年のスギ花粉量は去年の3倍といわれていま
す。3月中旬から飛散量もピークを迎えています。街でもマスクをした人を
多く見かけますが、顔にきちんとフィットしている人は意外に少ないように
思われます。マスクがゆるいときには、ハンカチ大にガーゼを折りたたんで
中にいれると良いようです。花粉量が多いため、今年初めて花粉症になった
人も多いようです。もしかして・・と思ったら、かかりつけの先生に相談し
てみると良いでしょう。


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[健康情報 ] 麻しん(はしか)の予防接種は済みましたか? 掲載日:08/03/01
感染症情報(第01週〜第07週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 2月中旬からインフルエンザは減少傾向を示しており、2月末現在の高崎
市内の学級閉鎖は、小学校3校です。しかし、まだ終息したわけではなく、
今後再び増えてくる可能性もありますので、引き続き注意が必要です。感染
性胃腸炎(嘔吐下痢症)は相変わらず多く、幼稚園、保育園では園により流
行しているところもあります。こちらも「手洗い・うがい」は最も効果的な
予防法です。
 さて、昨年春に麻しん(はしか)が10代、20代の若者を中心に流行し
社会問題となりました。最近も少数ですが青少年の麻しんが発生しており、
再び流行するのではないかと懸念されています。麻しんは特効薬もなく、高
熱が出てつらい病気ですが、合併症として脳炎がおこることもあり、今でも
恐ろしい病気です。現在1歳児と小学校入学前年の子どもが定期接種(無料)
の対象者ですが、今年の4月から5年間、中学1年生と高校3年生にも公費
で2回目の接種が行なわれます。該当者はぜひ予防接種を受けるようにして
下さい。(すべて麻しん・風しん混合ワクチンが原則です)これらの年齢以
外でもまだ接種していない人はぜひ早めに受けることをお勧めします。有料
ですが、麻しんに罹ったときのことを考えるとお金には代えられません。

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[健康情報 ] インフルエンザ流行の兆し 掲載日:08/02/02
感染症情報(第48週〜第02週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 1月末より全国的にインフルエンザが増えてきました。高崎地区でも患者
数の増加とともに小学校を中心に学級閉鎖も増えてきました。大部分がA型で、
比較的症状の軽いAソ連型と考えられます。従って、一度罹った人でもまた別
のインフルエンザに罹る可能性があるので注意が必要です。抗インフルエンザ
薬の使用により短時間で楽になるのは良いことですが、2,3日で治ってしま
った訳ではありません。ウイルスは咳やくしゃみを通じて周りに飛び散るので、
5日間は自宅で安静にし、すっかり治ってから学校や職場に復帰することが大
切です。家族の人はうがい手洗いを徹底し、できれば患者さんとは別の部屋で
寝るようにしましょう。
 これから本格的な流行期を迎えます。毎日の生活習慣を見直し、病気に負け
ない体づくりを心がけて下さい。

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[健康情報 ] 嘔吐下痢症、流行のピーク 掲載日:08/01/04
感染症情報(第43週〜第49週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 全国的に感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が流行しています。特に、九州各地
で多く発生しています。群馬県でも12月に入ってから患者数が11月の2
倍以上となっており、館林、桐生、伊勢崎では警報が発令されています。
最近、老人の施設内で集団発症し、話題となっている「ノロウイルス」をは
じめとして、ほとんどがウイルスによるものと考えられます。患者さんの嘔
吐物や便に大量に含まれているウイルスが手を介して家族に感染することが
知られています。それらの処理はきちんとすること、石鹸で丁寧に手を洗う
ことが大切です。
 これからインフルエンザの流行期を迎えます。またその他の呼吸器感染症
も増える時期です。家中で手洗い・うがいの習慣を続けましょう。

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[健康情報 ] インフルエンザと嘔吐下痢症 掲載日:07/12/03
感染症情報(第40週〜第46週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生
動向調査情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしてい
ます。

 11月後半から全国的にインフルエンザが増えてきています。
過去20年間で最も早い流行といわれており、特に、北海道で
急激に増加しています。その他沖縄、和歌山、神奈川、千葉で
多く報告されています。年齢別では5〜9歳が最も多く、幼稚
園から小学校低学年の子どもが特に要注意です。
 高崎市でも11月30日に城南小の2年1組、2組が5日間
の学級閉鎖となりました。今年群馬県第1号で新聞にも大きく
報道されていました。何といっても(石鹸を使った)手洗いと
うがいが基本です。特にお子さんには繰り返しやらせて習慣付
けてあげて下さい。
 嘔吐下痢症も多く発生しています。大部分がウイルスによる
もので、感染した人の嘔吐物た便から手を介して家族内に広が
るケースもよくあります。うがい、手洗いとともに、嘔吐物や
便の取り扱いには十分注意して下さい。

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[健康情報 ] インフルエンザが出てきました 掲載日:07/11/01
感染症情報(第35週〜第41週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 群馬県ではまだ報告されていませんが、全国的には過去5年間の同じ
時期と比べて多く発生しています。特に、沖縄県、愛知県、静岡県、東
京都、神奈川県で多くみられ、東京では早くも学級閉鎖がニュースにな
りました。
 インフルエンザは毎年1000万人以上の人が罹患し、1万人以上の
人が命を落としています。急激な発熱、だるさ、頭痛、筋肉痛、関節痛
などが特徴で風邪よりもはるかに重症の病気です。体に不調を感じたら
無理せず早めに受診すること、インフルエンザと診断されたらきちんと
治療して、完全に治ってから職場や学校に行くようにしましょう。
 その他には手足口病、伝染性紅斑(リンゴ病)などが少数みられます
が、どちらも軽い病気で出席停止の対象ではありません。学校、幼稚園、
保育園は普通に行ってかまいません。
これからは昼と夜の温度差の大きい季節です。体調管理に務めましょう。

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[健康情報 ] 季節の変わり目です 掲載日:07/10/01
感染症情報(第31週〜第37週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 10月に入り、急に涼しくなりました。秋は雨が続いたり、晴れても昼間と
朝晩の気温差が多かったり気候の変動が激しい季節です。服装もむずかしい
時期ですが、気象情報に注意して風邪などひかないよう気をつけて下さい。

 10月から65歳以上の方を対象に、自己負担金1,000円でインフルエンザの
予防接種が受けられます。(12月末まで)2週間ほどで効果が現われ、5か月
くらい続きます。体調のよいときに受けておくことをお勧めします。
インフルエンザワクチンにはA型2種類、B型1種類の流行株に効果のある成分
が含まれていますが、今年のワクチンは去年のものからA型が1種類変更され
ています。12歳以下の子どもは1〜4週間隔で2回接種するのが一般的です。
間隔は多少あいてしまっても問題ありません。かかりつけの先生にご相談下
さい。

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[健康情報 ] 夏も終わって・・・ 掲載日:07/09/03
感染症情報(第26週〜第32週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 8月末から急に気温が下がり、雨模様の日が多くなりました。真夏の終わ
りとともに、ハルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)といった「夏カゼ」
も減ってきました。しかし、感染性胃腸炎は相変わらず続いています。
 9月は意外と食中毒の多い季節です。特に、サルモネラ、ブドウ球菌など
細菌によるものが多く見受けられます。サルモネラは鶏卵、肉類に、ブドウ
球菌はおにぎり、お弁当などの加工品についている場合がありますので、注
意が必要です。予防の三原則は「つけない」(手洗い)、「増やさない」
(低温管理)、「殺菌」(洗浄・消毒・加熱)です。また、9月は夏に弱っ
た胃腸を気遣う季節でもあります。

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[健康情報 ] 夏かぜが流行ってきました 掲載日:07/08/01
感染症情報(第21週〜第27週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月末に更新してお知らせしています。

 本格的な夏の訪れとともに「夏かぜ」が増えてきました。ヘルパンギーナ
が代表格で、主にコクサッキーウイルスにより感染します。幼児に多い病気
で38〜40℃の熱が2,3日続きます。ノドの奥に水疱(水ぶくれ)や口
内炎ができて痛がります。そのような時にはオレンジジュースなど酸っぱい
ものはしみますから避けたほうがよいでしょう。
 手足口病は文字どおり手のひら、足の裏、口の中、ひざ、おしりなどに水
疱ができますが、一般的には高い熱もなく経過します。口の中が痛くなるこ
とはあります。手足口病は唾液、鼻汁、便に1か月ほどウイルスが排出され
ることもありますが、ヘルパンギーナとともに「出席停止」の対象とならな
い病気です。
 主にアデノウイルスによっておこる「咽頭結膜熱(プール熱)」は39〜
40℃の熱が4,5日続き、ノドの痛みも強く白目も真っ赤になります。頭
痛、吐き気を伴うこともあり、子どもにとってもつらい病気です。感染力も
強く、学校、幼稚園・保育園はなおるまでは出席停止となります。
 夏かぜを防ぐには、何といっても石鹸を使った手洗いとうがいです。また、
水分補給や休養も大切です。戸外で活動する場合、水分の補給は電解質(塩
分など)の入ったものが脱水の予防に有効です。

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[健康情報 ] 麻しんもようやく下火に 掲載日:07/07/02
感染症情報(第18週〜第24週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 5月半ばから、高崎地区で高校生や社会人に麻しんが小流行しましたが、
7月になりようやく沈静化してきました。今回は次から次へと周りの人に
感染が広がったのではなく、あちこちで散発的に発生したものでした。
 日本は世界の先進国の中では麻しんの予防接種率が低く、患者発生数も
異常に多く、数年前から「日本は世界の麻しん輸出大国」と揶揄されてき
ました。麻しんは患者さんにとって、大変負担の大きい病気であるばかり
でなく、肺炎や脳炎など生命を脅かす合併症があり、事実わが国では1年
に50〜80人もの死者を出しています。麻しんを防ぐには予防接種が唯
一の方法です。定期接種対象年齢の人(1歳児と年長児)はもちろん、そ
れ以外でも受けていない人はぜひかかりつけ医にご相談下さい。一時試薬
が底をついてしまいましたが、抗体検査もまたできるようになりました。
心配な方は検査を受けるようお勧めします。麻しんは先進国では「撲滅」
の対象となっています。自己防衛とともに根絶に向けて行動していくこと
が世界から求められています。

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[健康情報 ] 麻しん(はしか)が増えてきました 掲載日:07/06/01
感染症情報(第13週〜第19週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査
情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 新聞、テレビでも報道されていますが、東京、埼玉を中心に麻しんが
流行しています。特に20代の若者に多く、いくつもの大学で臨時休講
などの措置がとられています。高崎地区でも流行し始め、高崎保健所管
内(高崎・安中)で4月30日以降、30人の患者さんが報告されてい
ます。そのほとんどが高校生以上で、20代、30代の人が多く発症し
ています。成人の場合、発熱に引き続き発疹が出る、咳や鼻水が少ない
など小児とは違った症状を示すことが多く、なかなか「麻しん」と気づ
かないこともあります。心配なときは早めにかかりつけ医に相談して下
さい。その場合、他の患者さんに感染するのを防ぐため、必ず電話連絡
をしてから受診して下さい。
 全国で需要が急に増えたため、麻しんの抗体検査も試薬の製造が追い
つかず、検査ができない状態です。予防接種も不足しているため、厚生
労働省の指導で未接種の小児(原則満1歳以上)を優先させることにな
り、成人の接種希望者に十分対応できないのが現状です。全国の流行が
収まってから、抗体検査を受けるようにすると良いでしょう。なお、麻
しんは学校では「熱が下がってから3日を経過するまで」出席停止です。
麻しんに罹患した社会人の方は、それに準じて自宅療養し、完治してか
ら仕事場に行くようにして下さい。周囲に拡大しないようにすることが
大切です。

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[健康情報 ] 麻しん(はしか)が出てきました 掲載日:07/05/01
感染症情報(第09週〜第15週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 南関東を中心に麻しんが小流行しています。群馬県でも少数ですが、発生
が確認されています。麻しんはウイルスによりうつる病気ですが、感染者の
咳などによりヒト−ヒト感染で広がります。空気感染することもあり、感染
力の強いウイルスです。感染すると約10日間の潜伏期の後、38〜39度
の熱が3,4日続き咳や鼻水、目やにも出てきます。いったん解熱してから
再び発熱とともに発疹が現れ、4,5日で消えていきます。麻しんは患者さ
んにとって、とても負担の大きい病気であり、特別な治療法もありません。
また、稀ですが肺炎や脳炎といった重い合併症をおこすこともあり、今でも
日本中で毎年数十人の人が命を落としています。
 予防接種が有効ですから、対象者はぜひ早めに受けて下さい。対象外の方
でも任意接種は可能です。かかりつけの先生にご相談下さい。また、成人の
場合には小児のような典型的な経過をとらないこともありますので注意が必
要です。

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[健康情報 ] 春本番です 掲載日:07/04/02
感染症情報(第04週〜第10週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 暖かかった2月と一転して3月は寒い日が多く、インフルエンザも流行
しました。例年よりも5週間ほど流行時期が遅く、小中学校では卒業式に
出席できなかったお子さんも出てしまいました。今年のインフルエンザは
A型とB型が混在して流行したこと、A型とB型でそれぞれ特徴的な症状
を示さない例が多かったこと、検査で陽性でも元気な子も多くみられたこ
となどが印象的でした。
 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、春分の日から急に気温が上がり、
3月末には桜の花もほころび始めました。しかしこの時期は昼夜の温度差
が多かったり、「花冷え」の言葉のように急に寒さが戻ったりして体調を
崩し易い頃でもあります。新しい学校、職場に通う人も多いことでしょう。
新しい環境や生活リズムに慣れるまで、無理せず休養、睡眠をとるよう心
掛けて下さい。不調を感じたら早めにかかりつけ医にご相談下さい。

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[健康情報 ] インフルエンザが増えてきました! 掲載日:07/03/01
感染症情報(第52週〜第06週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 2月中旬からインフルエンザが増え始めました。去年の冬と比べて1か月
ほど遅い流行パターンで3月にはさらに増えるものと予想されます。例年で
すと初めにA型が流行し、後からB型がでてきますが、今年はA,Bが混在
していることが特徴です。典型例では、A型はいきなり高熱が出て、全身倦
怠、筋肉痛があり後から咳が強くなってきます。B型では吐き気、腹痛など
の消化器症状を伴いますが、そうした典型的でない患者さんが多いように感
じます。また幼児より中学生、成人から始まり、最近になって小学生が増え
てきました。
 2月末現在、高崎市内では累積で21学級が学級閉鎖となっています。半
数以上が2月下旬になってからで、引き続き注意が必要です。学級閉鎖中は
元気な子も人ごみに出るのは避けるようにして下さい。
よく言われるように、予防は石鹸を使った手洗い・うがいと十分な睡眠です。
溶連菌感染症も例年に比べ、多いようですが、こちらも予防の基本は手洗い
・うがいです。ぜひ習慣づけるようにして下さい。
体調が悪いときは早めにかかりつけ医に相談しましょう。

                                以上


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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:07/02/01
感染症情報(第48週〜第02週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 今シーズンは暖冬のせいか、例年に比べて感染症は少なくなっています。
インフルエンザも成人を中心に散発的にみられる程度で、まだ流行には至っ
ていません。しかし1月末には今シーズン初めての学級閉鎖も出ましたし、
市内のいくつかの中学校でインフルエンザに罹った生徒が出始めました。
これから増えてくる可能性がありますので注意が必要です。
 宮崎、岡山で鳥インフルエンザが発生しましたが、渡り鳥が原因とみられ、
群馬県でも突然発生することも十分考えられます。今のところ、「新型イン
フルエンザ」に発展していませんが、自衛のため家族ぐるみで石鹸を使った
手洗いとうがいはしっかり続けましょう。また咳が出るときには「咳エチケ
ット」としてマスクを着用するようにしてください。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:07/01/04
感染症情報(第43週〜第49週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 11月から世界的に大流行したノロウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐
下痢症)も12月に入ってから減り始め、特に高崎地区では年末には随分
少なくなりました。しかし、抗体ができにくく、また数週間に渡って
便にウイルスが排泄されることもある引き続き注意が必要です。
 今年の冬は今のところ比較的気温が高く、幸いインフルエンザもまだ
ほとんど出ていません。しかし、これから本格的なシーズンを迎えます
から、うがい、手洗いの習慣はきちんと続けましょう。また予防接種は
注射してから効果が出るまで2週間ほどかかるので、心配な人は今から
でも早めに接種するようにしてください。幸い今年はワクチンは十分供
給されています。早速かかりつけの先生に相談してください。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/12/01
感染症情報(第39週〜第45週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 11月になってから、感染性胃腸炎が急増してきました。一部には細菌性
のものもありますが、大部分はウイルス性で「嘔吐下痢症」と呼ばれている
ものです。主に冬に流行る病気で、多くは乳幼児ですが成人にも罹ります。
今年は例年よりも成人の方が多いような印象を受けます。症状としては突然
吐き始め、続いて色の薄い水のような下痢になります。熱が出ることもあり
ます。便や吐物の中に大量のウイルスが含まれていますから、その始末をし
た後は石鹸でよく手を洗いましょう。家族内感染は珍しくないので注意が必
要です。
 これから本格的な風邪のシーズンを迎えます。幸い今のところ高崎市内で
はインフルエンザは未だ発生していませんが、うがい、手洗い、十分な睡眠
を心掛けましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/11/01
感染症情報(第35週〜第41週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 このところ流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が増えてきました。国立
感染症研究所のまとめによれば、今年は9月末までに全国で16万人以
上が罹患しており、2002年以降で最多となっています。おたふくか
ぜは発熱と耳下腺(耳の下部にあり唾液をつくるところ)が腫れて痛む
だけでなく、髄膜炎や難聴、睾丸炎をおこすことがあります。ワクチン
により、ほとんどが防げる病気ですから、ぜひ早めに予防接種を受ける
ことをお勧めします。先進諸外国では麻しん、風しんとともにおたふく
かぜを含むワクチンを2回接種しています。
 一方、インフルエンザもできれば11月中に1回目の接種を済ませて
おくと良いでしょう。今年のワクチンは昨年と少し内容が異なっており、
さらに効果が期待されています。早めにかかりつけ医にご相談ください。


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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/10/02
感染症情報(第30週〜第36週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 10月に入りました。流行する感染症もだんだん冬のパターンに近づいて
いきます。呼吸器感染症が増えてきますし、気管支の弱い人にとっては咳き
込みやゼーゼーのおこりやすい時期です。季節の変わり目には急に寒くなる
日があって、体調を崩しやすいときです。気象情報に注意し、出かけるとき
の服装を整えましょう。
 この冬には新型インフルエンザの流行が心配されています。多くの医療機
関で10月からインフルエンザの予防接種が始まります。ワクチンは新型イ
ンフルエンザに対応しているわけではありませんが、インフルエンザそのも
のの流行を少なくすることも重要です。ぜひ早めにかかりつけ医に相談され
ることをお勧めします。うがい、手洗いの習慣もしっかり身につけることも、
もちろん大切です。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/09/01

感染症情報(第25週〜第31週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査
情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 8月末から朝晩少し涼しくなり、夏の終わり間近と感じられます。
今年の夏は梅雨が長引き、暑い時期が短かったせいか「手足口病」、
「ヘルパンギーナ」などのいわゆる「夏かぜ」はあまり多くありませ
んでした。咽頭結膜熱(プール熱)も当初の予想を下回る流行状況で
した。しかし、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は依然として続いており
注意が必要です。
 9月に入ると急に寒くなる日があります。また夏の疲れが出て体調
を崩しやすい時期でもあります。大人だと胃腸の具合が悪くなる人が
増えますし、幼稚園、小学校の子どもでは運動会の練習で疲れてしま
う子が多く見受けられます。そろそろ早く就寝する生活リズムに変え
ていくようにしましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/08/01
感染症情報(第21週〜第27週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 7月末にようやく梅雨も明けましたが、7月の気温が低かったためか、夏
かぜの代表格ヘルパンギーナはやや減少傾向です。咽頭結膜熱(プール熱)
も全国的にはやや多い傾向ですが、当地ではそれほど多くありません。感染
性胃腸炎と流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はやや減っているものの依然続
いています。
 病原性大腸菌(O-157など)による出血性大腸炎の発生は7月末現在で本県
では過去最高を記録しています。食中毒の予防はつけない(調理前の手洗い
や食材の清潔)、増やさない(食材を低温で管理、作り置きをしない)、殺
菌(水道水でよく洗う、消毒する、十分加熱する)が三原則です。また家庭
に下痢している人がいる場合、おしりを清潔に保つとともに、本人、家族と
もよく手洗いをするようにして下さい。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/07/03
感染症情報(第17週〜第23週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 気温の上昇とともに「夏かぜ」が増えてきました。いわゆる「夏かぜ」と
は暑い季節に流行するウイルス性の病気で、急に高い熱が出て2、3日続き、
のどが真っ赤になって痛くなるのが主な症状です。代表的な病気は「咽頭結
膜熱」(先月の感染症情報をご覧ください)とヘルパンギーナです。ヘルパ
ンギーナは高熱の他、のどに水疱(水ぶくれ)ができ、口内炎のようになる
のでとても痛くなります。すっぱいもの、しょっぱいものはしみるので、麦
茶や牛乳などのどに刺激のないもので水分を補いましょう。
 予防はいずれも手洗い、うがいです。汗をかく季節ではのどの渇きを感じ
る前に水分を補給するよう心がけましょう。とくに小さいお子さんやお年寄
りは脱水(水分不足)になりやすいので周りの人が配慮してあげてください。

                               以上

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/06/01
 感染症情報(第13週〜第19週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 感染性胃腸炎は相変わらず続いています。水ぼうそうとおたふく風邪が
少しずつ増えてきました。気温の上昇とともに少数ですがアデノウイルス
感染症も増加してきました。アデノウイルスは現在のところ約50種類の
亜型が知られています。結膜炎(白目が赤くなり目やにが出る)、咽頭炎
(ノドが真っ赤になり高熱が出る)の他、中耳炎や肺炎、下痢をおこすこ
とがあります。最もよく知られているのが「咽頭結膜熱」です。5日から
7日の潜伏期の後、5日位続く高熱、ノドの痛み、目の赤み、目やにが同
時におこります。プールでうつることがあるので「プール熱」ともいわれ
ますが、実際にはプールを介しての感染はそれほど多くありません。
 予防は手洗いとうがいが一番。風邪気味のときはプールはやめましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/05/02
感染症情報(第09週〜第15週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。
 
 4月にはインフルエンザはほとんど終息しましたが、一部の地域ではまだ
少数例続いているところも見受けられます。
いつもは冬場に流行する感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が今年は未だに続いて
います。ロタウイルスによる場合も多く、便がやや白っぽくなり水様下痢に
激しい吐き気を伴います。家族内感染しやすいですので、十分な手洗い、う
がいを心がけてください。
 5月は昼夜の温度差の多く、また天気により気温も変動しやすい時期です。
気象情報を参考に、しっかり体調管理をしましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/04/03
感染症情報(第04週〜第10週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 3月に入ってからインフルエンザは急速に減少し、月末にはほとんど見ら
れなくなりました。しかし感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は相変わらず続いて
います。家族ぐるみで、しっかりうがいや手洗いをしましょう。
 お堀の桜も咲き始めましたが、春先は、水ぼうそうやおたふくかぜなどの
感染症が増えてくる季節です。実際、桐生、伊勢崎などではこれらの感染症
がやや多くなってきています。
 4月から新しい学校や職場に通い始めた人も多いことでしょう。緊張がゆ
るんだ頃に体調を崩す人は少なくありません。十分な休養、睡眠を心掛けま
しょう。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/03/01
感染症情報(第52週〜第06週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 2月中頃からインフルエンザは減り始めており、去年より早く終息しそう
です。しかし、これからの季節は寒暖の変化が激しい時期です。油断大敵、
しっかり体調管理をしましょう。
 3月に入っても感染性胃腸炎に罹る人が数多くみられます。ほとんどが
ウイルス感染によるもので、多くは「ノロウイルス」によるものと思われ
ます。ちょっと変な名前ですが、米国オハイオ州ノーウォークで初めて検
出されたことから「Norwalk」にちなんで「Noro(ノロ)ウイルス」と名
づけられました。主な感染経路としては、
 1)汚染された貝類を加熱しないで食べたとき
 2)ウイルスに感染した調理者の作った食品を食べたとき
 3)患者の嘔吐物や便を感染源として接触や飛沫により人から人へうつる
 場合の3つが挙げられます。
家族に嘔吐や下痢の患者さんが出たときには、普段以上に手洗い、うがいを
しっかりしましょう。また、まな板、包丁、ふきんなども熱湯で殺菌するよう
にします。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/02/01
感染症情報(第48週〜第02週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報
をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 冬休みが終わり、学校や幼稚園が始まってからインフルエンザが増えて
きました。特に1月下旬からさらに増えてきましたが、ほとんどがA型で、
高熱、関節痛、筋肉痛、だるさを訴える人が多いようです。予防は石鹸を
使った手洗いとうがいが基本です。急な発熱に全身の痛みやだるさがあり
インフルエンザは疑われたちきには早めに受診しましょう。インフルエン
の治療薬を使い始めると2,3日で症状は改善しますが、薬剤耐性ウイル
スをつくらないためにも確実に決められた期間使用して下さい。
嘔吐下痢症も相変わらず続いています。ロタウイルスによる「白色便性
下痢症」がよく知られていますが、ほとんど2歳以下の乳幼児がかかる病
気です。現在流行しているのはノロウイルスによるものと考えられ、全年
齢層で発症します。潜伏期間は1,2日で、症状は水様下痢が中心です。
経口感染ですので、家族全員よく手を洗うようにして下さい。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:06/01/06
感染症情報(第43週〜第49週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

12月になっても、嘔吐下痢症、インフルエンザは続いています。
冬休みが終わり、幼稚園、学校が始まると、ますます増えてくることが
予想されます。当たり前のことですが、手洗い・うがいと十分な睡眠に
心掛けて下さい。
 年末から成人のインフルエンザも増えてきたようです。急に39度以上
の高熱が出て、全身がだるい、体中痛いといった症状があったら、インフ
ルエンザの可能性大です。気持ちが悪くなることもよくあります。その
場合は、無理をせずに早めに受診した方がよいでしょう。特に、小さい
お子さんやお年寄りのいる家族では、なおさら配慮が必要です。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:05/12/01
感染症情報(第39週〜第45週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査
情報をもとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 寒くなってきて、嘔吐下痢症が増えてきました。主にウイルスによる
感染症で、便が白っぽくなるため「白色便性下痢症」などとも呼ばれて
います。主に乳幼児の病気ですが、親もうつることがあるので、便の始
末をした後はとくによく手を洗いましょう。赤ちゃんのお尻もきれいに
してあげてください。

 11月半ばからインフルエンザも出始めました。12月1日現在で高
崎市内の小学校で延べ9学級が学級閉鎖となっています。石鹸を使った
手洗いとうがいは確実に習慣づけるようにしましょう。インフルエンザ
に罹った場合、児童・生徒は熱が下がって2日間経つまでは「出席停止」
です。大人の人もそれに準じて仕事を休むようにして、職場や社会全体
に蔓延させないよう配慮してください。


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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:05/10/31
感染症情報(第35週〜第41週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 朝晩はだいぶ寒くなってきました。夏カゼはほとんどなくなりましたが、
代わりに咳の出るカゼが増えてきました。患者さんを診ていると、「マイコ
プラズマ肺炎」が少しずつ出てきたように感じます。しつこい咳が特徴で、
地域で流行することがあります。

 インフルエンザに対しては予防接種が有効です。100%防げるわけでは
ありませんが、およそ70%の人は罹らないとのデータがあります。接種し
てから効くまでに2週間ほどかかり、効果は約5か月続きます。そろそろ受
けておくとよいでしょう。ただし、接種を受ければカゼをひかないわけでは
ないので、手洗い・うがいは大切です。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:05/10/01
感染症情報(第30週〜第36週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

手足口病、ヘルパンギーナなどの「夏カゼ」は減ってきました。
しかし、感染性胃腸炎は横ばいで、一般的には冬に流行することが
多いので注意が必要です。
お彼岸を過ぎてから朝夕は急に寒くなってきました。
この季節は風邪が増えてくるとともに喘息発作も多くなってきます。
喘息の人は気管支が敏感なために温度や気圧の急激な変化が苦手です。
とくに朝晩に咳こんだり、ゼーゼーするときには早めにかかりつけの
先生に相談したほうが良いでしょう。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:05/08/31
感染症情報(第26週〜第32週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 手足口病、ヘルパンギーナも減少傾向で、夏も終わりに近づいていることを
物語っています。感染性胃腸炎もようやく減ってきました。逆にマイコプラズ
マ肺炎が増加傾向で、そろそろ涼しくなると呼吸器感染症が増えてくるかもし
れません。
 ところで9月は意外と食中毒の多い時期です。予防の3つのポイントは、
1.つけない(良い環境、手洗い)  
2.増やさない(低温管理、乾燥)
3.殺菌する(洗浄、消毒、加熱)です。家族の健康のため、心掛けて下さい。
今頃は夏の疲れが出やすい時期でもあります。ちょっと休憩も上手にとりましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:05/07/27
感染症情報(第21週〜第27週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

最近、水ぼうそうはやや減少してきましたが、手足口病とおたふくかぜが
増えてきました。ヘルパンギーナは相変わらず多い状態が続いています。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)はウイルスによってうつる病気で、発熱と
ともに耳の下(耳下腺)が腫れて痛みます。腫れは数日から2週間位続き、
顎下腺も腫れてくることもよくあります。合併症が問題で、髄膜炎が最も多く
入院治療が必要となります。
また難治性の聴力障害を残すこともあるので、できれば罹りたくない病気です。
予防接種が唯一の予防手段です。
夏休みはつい夜更かしをしてしまいがちです。体調を崩しやすい季節でもある
ので、朝は早く起きる習慣をつけましょう。小さいお子さんはお昼寝も必要です。
熱中症に注意!外での活動には十分な水分と塩分の摂取を心がけましょう。

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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:05/06/27
 感染症情報(第17週〜第23週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 夏カゼの代表格、手足口病とヘルパンギーナは少しずつ増えてきています。
感染性胃腸炎は依然として続いており、幼稚園、小学校で流行しているところ
もあるようです。
 水痘(水ぼうそう)が急に増えてきました。水痘・帯状疱疹ウイルスによる
感染症で1,2歳から小学校低学年の子どもに多い病気です。初めは胸やおな
かに小さいボツボツが2,3個できると、半日から1日で数が増えていきます。
小さな赤いボツボツは水をもったように膨らみ、やがて数日で黒っぽい紫色の
かさぶたになります。一つ一つのボツボツがこのような経過をたどりますが、
全体としてみると様々な段階のボツボツが混在するのが水痘の特徴です。
全部がかさぶたになるまでは感染しますので、幼稚園、保育園、学校は出席停
止となります。
平熱であればお風呂、シャワーはかまいませんので、清潔にしてあげましょう。


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[健康情報 ] 日本脳炎予防接種について 掲載日:05/06/21
 5月30日付の厚生労働省の勧告に従い、高崎市では日本脳炎の予防接種を
当面見合わせることになりました。
これは日本脳炎予防接種後に、重症の脳脊髄炎となった患者さんが発生し、予
防接種との関連が疑われたためです。
現在、改良ワクチンを開発中で、早ければ1年後には導入され再開する見通し
です。
なお、東南アジアなど流行地域に出かける予定がある場合など感染のおそれが
高いときには、保護者の希望があれば接種は可能です。
この場合、効果、副作用について医師からよく説明を受け、同意書に署名が必
要です。
 詳しいことは個別予防接種委託医療機関にご相談ください。
 問合せ先:高崎市役所健康課保健予防担当(電話 027−321−1240)


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[健康情報 ] 感染症情報 掲載日:05/06/01
感染症情報(第12週〜第18週)
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 手足口病、ヘルパンギーナなどのいわゆる夏カゼが増えてきました。
例年に比べても早い時期から増えてきているので、夏には流行するかも
しれません。1歳から5歳ぐらいに特に多いので注意が必要です。

 手足口病はその名のとおり手のひら、足の裏、口の中、膝、お尻など
に水泡(水ぶくれ)ができる病気ですが、一般的には熱はないかあって
も微熱で軽い病気です。ボツボツが消えた後も唾液、尿、鼻水にウイル
スが1か月くらい出続けます。しかし軽症の病気ですのでボツボツが出
ている時期も含めて、幼稚園、保育園、学校に行ってかまいません。出
席停止にはなりません。

 ヘルパンギーナはノドの奥に口内炎のような水泡ができて痛がります。
38、9度の熱も3日ぐらい続きます。オレンジジュースのような酸っ
ぱいものはしみて痛いので避けたほうがいいでしょう。麦茶、牛乳など
で水分をしっかり取りましょう。


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[健康情報 ] 感染症情報(第07週〜第13週) 掲載日:05/04/30
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 4月に入りインフルエンザも急激に減少し、4月末にはほぼ終息しました。
しかし今年は例年と比べて終息時期が遅かったといえます。
 感染性胃腸炎(嘔吐下痢症など)は依然多く、注意が必要です。経口的に
感染しますので、何といっても手洗いが最も重要です。とくに小さいお子さん
は何でも口に持っていくので気をつけてあげましょう。
 今頃の季節は昼夜の温度差が多く、体調をくずしやすい時期です。昼間暑く
ても羽織るものをもっていくなどの気遣いを忘れずに。
 新緑の季節です。元気にアウトドアを楽しみましょう。


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[健康情報 ] 感染症情報(第04週〜第10週) 掲載日:05/03/30
群馬県内139医療機関および高崎市内15医療機関の感染症発生動向調査情報を
もとに、毎月月末に更新してお知らせしています。

 1月末から流行し始めたインフルエンザは2月後半にピークとなり、
3月中旬から少なくなってきました。市内の小中学校の学級閉鎖は458
学級と去年を大きく上回りました。学校も春休みに入りインフルエンザ
も激減しましたが、3月末でも少数ですが主にA型の患者さんが出てい
ます。うがい、手洗いは習慣づけてください。
春になると水ぼうそう、おたふくかぜが増えてくることが予想されます。
おかしいなと思ったら早めに医療機関を受診してください。
その場合、受付で「水ぼうそうかもしれません」と申し出ていただける
と他の子どもへの感染が予防できます。
 元気に新年度が迎えられるよう体調を整えておきましょう。

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[健康情報 ] 「水いぼがあるとプールに入れない」は誤りです。 掲載日:04/07/14
水いぼ(伝染性軟属腫)は、多くのお子さんにしばしば見られるごくありふれた
皮膚の病気です。原因はウイルスで、ヒトからヒトに感染しますが、特に危険な
病気ではないため、学校で予防すべき伝染病の指定をうけていません。当然幼稚
園や保育園を休ませたり(出席停止)、プールを制限する必要はありません。
積極的な治療法としてピンセットなどでつぶす方法がありますが、とても痛みを
伴い、その後も別のところに再発することもありますので、無治療で経過を観察
することが可能です。1つの発疹の自然経過は6ヶ月から1年と言われています。
水いぼの周囲が痒くて掻いてしまう時はかかりつけ医に相談してください。

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[健康情報 ] 平成15年度高崎市胃がん・大腸がん検診結果 掲載日:04/07/13
 【胃がん検診実施状況】
平成7年度までは胃がん検診者が5,000名以下、受診率も7%前後と低率でした。しかし平成8年度から大腸がん検診とセットにする形で、血液検査による胃がん検診であるペプシノーゲン法(以下PG法と略す)を採用し、診療所や病院で行えるようにしました。その結果、初年度は受診者7,429名であり、以後も増加して平成12年度は10,000名を越え、15年度も11,661名を数えています。PG法の受診率は16.3%で、バリウムによるレントゲン検診 発見胃がん者数はPG法を採用後、平成11年度を除き20名前後となっており、本年度も23名(0.16%)でした。PG法検診の受診者数は60歳台の女性が最も多く、要精検者も女性に多く、年齢とともに増加しています。一方、要精検率でみると男性が多くなり、がん発見者数や発見率も60歳以上の男性で多くみられました。発見胃がんの深達度<深さ)をX線法と比べると、PG法は粘膜内がん(ごく早期のがん)が多く見つかる傾向にあり、また組織型の比較では分化度が高いがんが多く見つかる傾向にありました。
このようにPG法は早期胃がん発見に寄与している一方、最近の問題としてPG法が陽性であるにもかかわらず、胃内視鏡を受けない精検未受診者数も年々増加してきています。平成15年度は要精検者2,913名中、胃内視鏡を受けたのは1,619名(55.6%)であり、半数弱は精検を受けなかったことになります。

 【胃がん検診のまとめ】
PG法採用により、X線法以外の新規胃がん検診者を掘り起こし、受診者数を飛躍的に増加させることができました。胃がん発見率でもX線法と同等かそれ以上で、早期がん発見率も高いため、PG法は胃がん一次スクリーニング検査として有用であると考えられます。一般的に、胃がん死亡率の減少効果を期待するためには、受診率を30%以上に上げる必要があるとされていますが、平成15年度は18.1%に留まっています。そこで平成16年度より、さらに新規受診者掘り起しを目的に、肝炎ウイルス検査と同様に年齢による節目検診を行うこととなりました。
また、精検未受診者数が増加しているため、胃粘膜の萎縮はがんが発生しやすい状況であることを、担当医は患者さんによく説明し、内視鏡検査をより強力に指導する必要があると考えています。
一方、一度PG法陽性になると特別な事情なしには陰性化しないため、陽性者は翌年の一般検診から除いて、代わりに定期的な胃内視鏡検査を行うことも検討しています。
なお、PG法陰性胃がん症例も存在するため、PG法陰性者には数年に一度胃X線検査を組み合わせて検診を行う方法も考えられています。

 【大腸がん検診実施状況】
高崎市では2日間の便中ヒトヘモグロビンを定性的に調べる方法<免疫学的便潜血反応)を採用しています。個別検診が行われていなかった平成7年度までは、受診者約1,500名、受診率2%台でしたが、平成8年度より市当局から医師会が委託を受け、医師会員の診療所や病院で行うようになったところ、受診者数は9,386名と顕著に増加し、特にここ2年間は13,000名台に達しています。受診率も同様に増加し、本年度は15.1%を記録しています。受診者数年齢別内訳では女性が多く、特に60歳代に多い傾向があります。
要精検者も女性に多く、加齢につれて増加しています。一方、要精検率となると男性が多くなり、発見大腸がん数や発見率でも男性が女性を上回り、年齢とともに増加しています。発見大腸がんの深達度では粘膜内が40.5%、粘膜下層が13.7%であり、早期がんが半数を占めていました。また、発見大腸がんの治療は切除手術が最も多く、内視鏡下手術がそれに続いています。
しかし、二次検診の大腸内視鏡検査などを受ける精検受診率は、一時70%台まで上昇しましたが、ここ2年間は50%台に減少してきていることが問題となっています。

 【大腸がん検診のまとめ】
個別検診を開始してからの検診者の増加でわかるように、がん検診において地域住民と密着した医師会の役割は大きいと考えられます。一方最近、精検受診率の低下が問題となってきています。そこで試みとして平成16年度より、便潜血検査を定性法から定量法に変更しました。この意図するところは、潜血量を数値化することで、数値の高いハイリスク群をよりわかりやすくすることにあります。ハイリスクの要精検者には、担当医による二次検診へのより強力な指導を行い、要精検者の中に隠れて放置される大腸がん患者を、少しでも減らしたいと考えています。

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[健康情報 ] 風しん予防接種について 掲載日:04/06/09
 妊娠中に風しん(3日ばしか)にかかると、おなかの赤ちゃんに心臓、眼、耳などに障害がおこることがあります。子どものうちに必ず予防接種を受けておきましょう。
 成人でも予防接種の済んでいない方は、とくに女性は必ず受けておくことをお勧めします。

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[健康情報 ] 麻しん予防接種のお勧め 掲載日:04/06/09
 麻しん(はしか)は高熱や激しい咳、鼻水が数日続き、子どもにとって負担の大きい病気です。それだけでなく肺炎、脳炎など重い合併症がおこることもあり、今でも日本で1年間に約100人が命を落としています。
 1歳を過ぎたらなるべく早く予防接種を受けましょう。

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