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住民検診においてHelicobacter pylori検査はどのように活用されるか?−血清H.pylori抗体価、血清ペプシノゲン値同時測定による胃がん検診(ABC検診)の試み−

ペプシノゲン法による地域住民胃がん検診−「高崎市方式」10年間の検討−

ペプシノゲン法による胃がん検診 ABC検診(胃がんリスク検診)
 



ペプシノゲン法による地域住民胃がん検診−「高崎市方式」10年間の検討−
消化器健診Newsletter: No.78,2007
はじめに 対象と方法 結果 考察とPG法胃がん検診のまとめ


対象と方法

 対象は40才以上の高崎市市民である。高崎市では行政主体による従来のX線による胃がん検診(車検診での間接X線法および施設検診での直接X線法)と並行する形で医師会主導によるPG法検診を平成8年度より導入した。これは大腸がん検診を希望し,かつPG法を希望した市民を対象とする独自の方法「高崎方式」をとった。PG値は住民基本健診等で得られた血清の一部を用い測定した。またこの際受診者にPG測定の意味等必要ならばパンフレットを用い説明しインフォームドコンセントを十分に行った。特にPG陽性例が全例胃がんではないこと,PG陰性の胃がんも存在することを説明した。PGの測定法は平成8・9年度がRIA法(外注,測定費用1,000円/1検体),平成10年度からはラテックス凝集法(高崎・地域医療センター内測定,測定費用600円/1検体)で行った。カットオフ値はPGT≦70ng/mlかつT/U比≦3を陽性(要精密検査)とした。精密検査は胃内視鏡検査で行うこととした。大腸がん検診は免疫便潜血法で2日法とした。検体は高崎地域医療センターで測定した。免疫便潜血法は平成16年度からは定量法式を採用して便中Hb濃度が100ng/ml以上を陽性(要精密検査)とした。大腸の精密検査は全結腸内視鏡検査またはS状結腸内視鏡検査と全結腸X線検査とした。


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